人気アイドルグループ・AKB48で人気急上昇中の“さしこ”こと指原莉乃とプロデューサーの秋元康が7日、都内で行われた映画『インセプション』のDVD＆BD発売記念イベントに出席した。「（自分を）センターに」とアピールする指原に対し、秋元は「センターを務める人ってあんまり喋る人いないよ」と一蹴。また「放送作家にならないかって真顔で勧めてるんですけど。ブログが本当面白いので、何年かしたらAKB48の裏方に」と衝撃の構想を明かし、会場を沸かせた。

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　同作は人の夢の中へ浸入しアイディアを盗み出す犯罪のスペシャリスト・コブ（レオナルド・ディカプリオ）が、穏やかな生活を取り戻すため最後のミッションに挑むアクションエンターテインメント作品。渡辺謙がコブに最高難度の仕事を依頼する、巨大企業のトップ・サイトー役で物語の鍵を握る重要な役どころを演じることでも話題に。イベントでは「インセプション アワード 2010」と題し、“日本中の人々に衝撃を与えた”として秋元を表彰した。

　秋元はオファーを受けた際に「DVD宣伝のための賞」を受賞するか悩んだといい、「AKBと一緒に出てみたいな感じで恥ずかしいなと思って。でもクリストファー・ノーラン監督のためならいいかなって」と苦笑い。また“予定調和を壊す”ことをテーマに掲げる秋元は、同作のストーリーと絡めて「（秋元の）夢の中で情報操作して、指原をセンターにするって壮大な計画を持ってる」と野望を明かした指原に「あんまり喋るやつはセンターになれない」とキッパリ。それでも「指原は果敢にもそこに挑んでる。あるかもしれないですね」とまんざらでもない様子だった。

　イベントには指原のほかメンバーの横山由依、仁藤萌乃も秋元の受賞を祝いに駆けつけた。

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