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　俳優でデジタル視覚効果アーティストのマシ・オカ、お笑いコンビ・キャイ〜ンの天野ひろゆきらが23日、都内で行われた人気米ドラマ『HEROES／ヒーローズ ファイナル・シーズン』のジャパンプレミアに出席。外見がうり二つの天野が“和製マシ・オカ”としてかねてより同作のイベントに出演してきたが、2人が顔を合わせるのは2008年にテレビ局でプライベートで会って以来となり、公の場に登場するのは初めて。ラストイベントとなったこの日は、マシ・オカの名前を全米に広めた決めゼリフ「ヤッター！」を初めて2人揃って披露し、有終の美を飾った。

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　同作は2007年より日本放送されてきたシリーズの完結編。東京を含む世界各地を舞台にさまざまな能力を持つヒーローたちが繰り広げるド派手なアクションで人気を集め、ファイナルシーズンではヒーローたちの現在・過去・未来をつなぐ謎が明かされる。マシ・オカ演じる日本人のオタクサラリーマン、ヒロ・ナカムラは時空間制御の能力が自身の体をむしばみ、命が残り少ないことを悟って人々を救うために奔走することとなる。

　司会を務めたセイン・カミュの声がけでステージに登壇した天野は、マシ・オカを意識したジャージ姿で「ヤッター！」と決めポーズ。一瞬会場がざわつくなかで「どうも天野っちです。3回連続でイベントに出てるのにまだ騙されてる人がいる。似てるでしょ？」としたり顔だったが、続いて登場したマシ・オカがキャイ〜ンのポーズを取って「天野っちで〜す」とあいさつしてみせると、「うわぁ！」とあまりのフランクぶりに驚きを隠せない様子だった。

　盛り上がりを見せるW杯の話題には、マシ・オカも「できればぜひ決勝戦はアメリカと日本に対決してもらって。そうしたら日本びいきですよね」と客席をあおってノリノリ。天野もイベント後、ジャージの下に着込んだ日本代表のユニフォームを披露して「（デンマーク戦は）絶対観るでしょ！」とご機嫌だったが、ヒロの時空制限能力を使って戻りたい時期には、渋い表情で「ウド（鈴木）とコンビを組む前に戻りたい。もうちょっと日本語が喋れる人と組みたい。ヒロさんの方がうまいもん」とこぼし、笑いを誘っていた。

　イベントにはほかにAKB48の姉妹グループ・SKE48から石田安奈、向田茉夏、高柳明音、古川愛李が出席。米ドラマ『HEROES／ヒーローズ ファイナル・シーズン』は海外ドラマ専門チャンネル・スーパー！ドラマTVにて7月20日（火）後10時より独占日本初放送される。

　なお、日本のお笑いを愛しアメリカのコメディにも精通するマシ・オカは、多数の芸人が所属する「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」とアドバイザリー契約を締結。今後、同社が行う予定の国際的な共同製作番組などに関わり、さらに番組出演や番組プロデューサーとしての活動が想定されている。

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