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本木雅弘が『おくりびと』舞台挨拶でチェロ生演奏を初披露

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 本木雅弘広末涼子が主演する映画『おくりびと』(9月13日公開)の完成披露試写会が21日(木)、映画のロケ地である山形の劇場で行われ、主演の本木、広末、小山薫堂、滝田洋二郎監督が舞台挨拶で登壇した。劇中でチェロ奏者から納棺師に転身する主人公を演じる本木は、この日、チェロの生演奏を初披露。「正直、皆さんにお聞かせするようなクオリティではないのですが、感謝の気持ちをこめて、気持ちだけで弾きます」と挨拶し、会場の温かい拍手を受けた。

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 『おくりびと』は、チェロ奏者だった主人公が、ひょんなことから遺体を棺桶に納める納棺師となり、その仕事を通してさまざまな人間模様に触れ、仕事に対する意識の変化と人間的に成長していく姿を描く。

 この日の完成披露舞台挨拶は、撮影が行われた山形で行われ、広末は「撮影から1年ぶりです。東京より早い段階で、舞台挨拶で山形に来られたのがうれしい。というのも、自分はとっても広い空と川のある高知で育ったので、どこかほっとするような嬉しい気持ちになりました」と満面の笑顔で挨拶した。

 一方、本木は来場者を見渡し「意外と年齢層が高いですね。面接をされているような感じで立たされているようで恥ずかしいです」。また、過去にグループ歌手・シブがき隊として山形を訪れた時のことを思い出しながら「こんなに古民家が残る、日本の美しさを感じることができる町にまた来ることができてうれしく思っています」と語った。

 最後に滝田監督は「大自然であるとか、よき古さとか、消えてゆくもののあたたかさとか、納棺の世界にはぴったりだと思いました」とロケを振り返る。そして「こんな美しいシーンと男を撮ったのは初めてです。それと同時に美しい妻の広末さんを撮れたことにとても満足しております」と、山形への感謝の意を示しながら自信たっぷりに映画をアピールした。

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