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黒沢清監督『トウキョウソナタ』、カンヌ映画祭で「審査員賞」受賞

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 黒沢清監督の最新作『トウキョウソナタ』が24日(土)夜、カンヌ国際映画祭「ある視点部門」にて審査員賞を受賞した。黒沢監督は「この受賞の喜びを仲間たちと分かち合いたいと思います」とコメントしている。

『トウキョウソナタ』 

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 今年のカンヌ国際映画祭では、唯一の邦画作品となった『トウキョウソナタ』。ある視点部門には20作品が出品され、『トウキョウソナタ』は大賞の次にあたる審査員賞を見事、受賞した。本作は17日夜に正式上映が行われ、その評判を受けて、すでにフランスをはじめ、世界数ヶ国での配給が決定している。

 黒沢監督は審査員賞の受賞を受け、「驚きました。僕たちが家庭の中で抱えている小さな問題は、どうやら世界の問題でもあったようです」と日本でコメントした。一方、現地入りしている香川照之は「非常に嬉しいです。朗報を待っていました。病床の黒沢監督の奥様に、この受賞が少しでも励みになり、勇気付けとなることを心から望んでいます。カンヌ、ありがとう!」。小泉今日子は「思わぬご褒美に身が引き締まる思いです。でも、やっぱり嬉しい! 黒沢監督バンザイ!」と語っている。この先日本では、6月4日に黒沢監督、香川照之小泉今日子らによる記者会見が予定されている。

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  • 『トウキョウソナタ』 
  • 正式上映で観客の声援に応える監督、出演者 (c)Kazuko Wakayama 

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