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ウルトラセブン、40年ぶりテレビに復活

 あの懐かしのウルトラセブンが甦る!?10月からテレビ放送される『ULTRASEVEN X(ウルトラセブン エックス)』の製作発表会が9月6日、都内で行われ、主人公ジンを演じる与座重理久(よざえりく)ら関係者が会見に臨んだ。

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左から脇?智史、与座重理久、ULTRASEVEN X、加賀美早紀、伴杏里


 円谷プロダクションの特撮TV番組として、1967年10月に放送開始した『ウルトラセブン』。40周年を迎えた今年、満を持して完全新作テレビシリーズとして甦ることになった。

 シリーズ構成・監督の八木毅氏によると、「当時のウルトラセブンに対する最大限のリスペクト。40年たって、どう進化したか。リメイクではなく、革新的で新しいウルトラセブンワールドを展開し、往年のファンにも、初めてセブンを見る人にも、大人の鑑賞に耐えうる作品を目指した」という。

 オリジナルのウルトラセブンが宇宙からやってきた恒星観測員だったのに対し、新作ではその存在自体が謎に包まれている。ウルトラ警備隊のような揃いの隊員服もなければ、基地も、メカも出てこない。主人公ジンは、宇宙からの侵略者から世界を守る特殊捜査チーム“DEUS(デウス)”のエージェントという設定で、以前の記憶を失っており、自分が誰なのかわからないまま、エイリアンとの戦いに巻き込まれていく。

 しかし、得意技のアイスラッガー、エメリウム光線、ワイドショット等は健在で、40年前のウルトラセブンと関係があるのかないのか、そこが全話を貫く大きな謎であり、見どころといえそうだ。

 もちろん、円谷特撮にも40年分の進化が。実写とCGIによるデジタル合成で斬新な映像表現に挑戦。SFXで彩られた格闘アクションはワイルドでスタイリッシュ。

 主役を務める与座は、「子供ごころにヒーローはすごく強いものだと思っていたし、自分も強い男になりたいと思っていた。21世紀のちょっとワルっぽいヒーローを演じてみた」と話した。また、トレーニングを積んだアクションシーンについては「セブンよりも強く見えるかもしれない。自信を持ってみていただけるSFドラマに仕上がった」と笑顔を見せた。

 共演は、ジンとプラトニックな関係へ発展していく謎の女、エレア役に加賀美早紀、ジンとともにエイリアンと戦う仲間に脇?智史と伴杏里。

 放送はTBS系が10月5日(金)深夜2時25分〜、CBC系が10月5日(金)深夜2時15分〜、MBS系は10月6日(土)深夜3時25分〜。全12話。

【公式ホームページ】http://sevenX.jp
ウルトラセブン40周年記念特集はこちら


「たくさんの仕掛けを用意した。謎解きを楽しんで」と八木毅監督



主役の与座重理久は沖縄県出身の26才



新生セブンは八頭身。40年前のオリジナルをもとにシャープでクールな今風にリニューアル

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