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俳優・伊藤沙莉が主演を務める、連続テレビ小説『虎に翼』(月〜土 前8:00 NHK総合 ※土曜日は1週間の振り返り/月〜金 前 7:30 NHK BS、BSプレミアム4K)の第27話が7日に放送された。 第27話は、昭和13年春、明律大学を卒業した寅子(伊藤沙莉)たち。寅子は雲野(塚地武雅)の法律事務所で働きながら高等試験合格を再び目指すことに。一方、竹もとで働きながら勉強を続けていた香淑(ハ・ヨンス)のもとに、特高がやってくる。兄・潤哲(ユン・ソンモ)が思想犯の疑いを掛けられたことで、香淑自身もずいぶん前から目を付けられていたのだった。寅子たちは香淑が抱えていた事情を知り、衝撃を受ける…というストーリーだった。 試験は受けられるが、その境遇から点数を取っても合格できないかもしれない。それでも「邪魔になりたくない」という思いから、自身の境遇をひた隠しにして「みんなとこれからの女子部のため」に勉学を続けていた香淑。ラストシーンでは、よね(土居志央梨)は「今しかないぞ。朝鮮に帰るなら今しかない」と語りかけた。 視聴者からは「よねさんの言葉は正しいかもね…これから世の中がどうなっていくのか考えると。香淑さん、辛い立場…」「『帰るなら今しかない』を言うのも勇気あるというかよねしか言えないよな」「さすがよねさん現実的」「今までで一番優しい口調なのが泣ける」などの声が寄せられている。

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  • 連続テレビ小説『虎に翼』の場面カット(C)NHK
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