俳優の岡田将生が20日、都内で行われた映画『ゴールド・ボーイ』（3月8日公開）プレミアム上映会に参加した。岡田演じる殺人犯と対峙することになる少年少女を演じた羽村仁成（Go!Go!kids）、星乃あんな、前出燿志が「距離感があった」という撮影を振り返った。

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　本作は、崖の上から義理の両親を突き落として殺害する東昇（岡田）の凶行を、偶然、録画していた安室朝陽（羽村）、上間夏月（星乃）、上間浩（前出）たちが、それぞれの事情で金を必要としていたことから、殺人犯である東を強請（ゆす）ることを決意する。大人と少年たちの頭脳戦が繰り広げられる。

　オール沖縄ロケとなった今作を振り返り、岡田は「距離を取ろうと無駄に話すことなく…いい緊張感を3人にもとってほしかったのでコミュニケーションをとらないようにしていた。すごく嫌な年上にみられているんだろうなって（笑）」と自虐。一方で「最後に話す時間にゲームの話をしたり」と盛り上がったことを明かした。

　そんな岡田に、羽村は「岡田さんが僕たち子ども3人と距離をおいてくださったので役に没頭できた。いい緊張感も映画に映っていたのでありがたかったです」と感謝。星乃も「最初はちょっと怖かった」と率直に明かして岡田から「だよね、ごめんね」と謝られつつも「でもそれが現場にも緊張感を与えてたのかな？でもクラアンクップではたくさん話しくださってやさしくて面白い方なんだなと」と笑顔をみせていた。

　そんな3人に共演の北村一輝は「みんなしっかりしている。背中をみつめながらこの子たちはスターになるんだろうな、少しでも仲良くなりたいなとばかり考えていました（笑）」と冗談めかしつつ「でもすごくしっかりしていた。子役とは見ていなかったです」と感心した。

　さらに、イベント中も終始、ムードメーカーを担っていた前出は「岡田さんがとにかく美しくて尊いんです！きれいで見てくださったらわかると思うんですけど」と熱弁。「前のときも言ってくれてたよね？ごめんね、本当に…」と照れ笑いを隠せない岡田に「本心です。尊いんです！」と目を輝かせていた。

　このほか、黒木華、松井玲奈、金子修介監督も参加。イベントでは題字を務めた書道家・金澤翔子氏による書道パフォーマンス、倖田來未による主題歌「Silence」生披露も行われた。