俳優の岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥らが出演し、宮藤官九郎の脚本で「ゆとり世代」の悲喜こもごもを描いたドラマを映画化した『ゆとりですがなにか　インターナショナル』（公開中）の本編冒頭映像（約7分）が、YouTubeの東宝公式チャンネルで公開された。冒頭から“ゆとりワールド”全開で、1分に1回は笑える（？）怒とうの展開を見ることができる。

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　2016年に放送された連続ドラマ『ゆとりですがなにか』、翌17年7月に連ドラの1年後を描いたスペシャルドラマ『ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編』のさらにその後、アラサーだった“ゆとり3人組”が30代半ばを迎えた今を描く。安藤サクラ、仲野太賀、吉岡里帆、島崎遥香、高橋洋（※高＝はしごだか）、青木さやか、中田喜子、吉田鋼太郎らドラマ出演者が勢ぞろいし、新キャストとして木南晴夏、吉原光夫、上白石萌歌、加藤清史郎が参戦している。

　オープニングの疾走感は連ドラの時からの魅力のひとつ。今回の映画でも、主人公・正和（岡田）と妻の茜（安藤）との間で繰り広げられる「朝ごはんなんでもいいって何!?」という、日常の“あるある”なシーンをはじめ、2児の娘を育てている正和と茜が、市役所の子育て支援課で保育園の相談をするも待機児童の人数も多く、市役所にとある対応を取られてしまう様子など、現代社会の共感できるタイムリーな問題も描かれる。

　その一方で、居酒屋から韓国料理屋にリニューアルした店でサムギョプサルを食べながら、正和が麻生（吉田）に「去年の秋から童貞なんです！！」と超どストレートなパワーワードで赤裸々にセックスレスを相談するコミカルなシーン。さらに、山路のデートシーンも。

　これまでの予告などで明かされていなかったデートの相手を演じたのは、NHK連続テレビ小説『らんまん』で注目を集めた佐久間由衣。女性経験ゼロの小学校教師・山路がリモートで麻生を参加させる癖の強いデートに、呆れ気味の様子。そして最後には、ドラマ放送時と変わらない、感覚ピエロによる主題歌「拝啓いつかの君へ」のミュージックビデオが使用されたタイトル映像まで見ることができる。

★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」