俳優の小出恵介が27日、都内で開催中の「第36回東京国際映画祭(TIFF)」内で上映された主演映画『銀平町シネマブルース』のトークショーに城定秀夫監督と登壇した。
今年2月に公開された本作では、名画座を舞台にしたオリジナルの群像劇が描かれ、小出はかつて青春時代をすごした銀平町に帰ってきた一文なしの映画青年を演じる。映画館の支配人や常連客らとの出会いを経て映画を作っていたころの自分と向き合い始めるという役どころ。長らく映画界から離れていた自身にとっては、本格的な復帰作となった。
海外のメディアや観客も多く来場したこの日。小出は流ちょうな英語であいさつした後、日本語で「一昨年撮影して、今年公開された映画。台湾でも上映していただいたりもして、すごくありがたかった」と回顧し、「こうやってまたみなさんにお会いできてうれしいです」と思いを伝えた。
城定監督は小出の英語力を「小出さんはもう通訳いらないですね」絶賛するが、当の小出は客席の反応に若干不安を覚えたようで「いや…しゃべってみたらなんか違ったみたいなので必要です」と苦笑いを浮かべた。
小出はその後も、観客に直接思いや考えを伝えるべく英語と日本語を織り交ぜながらトークを展開。トーク中には通訳者から「ご自身でお話されたほうが…」と勧められる場面もあったが、小出は「いえ!お願いします!」と固辞して笑いも誘っていた。
TIFFは世界から監督や俳優、映画関係者などが集まるアジア最大級の国際映画祭(今月23日〜11月1日まで開催)。上映・出品作品数は219本となり、昨年の174本から大幅に拡大された。海外ゲストも昨年の104人から、今年は600人以上の来場が予定されている。
今年2月に公開された本作では、名画座を舞台にしたオリジナルの群像劇が描かれ、小出はかつて青春時代をすごした銀平町に帰ってきた一文なしの映画青年を演じる。映画館の支配人や常連客らとの出会いを経て映画を作っていたころの自分と向き合い始めるという役どころ。長らく映画界から離れていた自身にとっては、本格的な復帰作となった。
海外のメディアや観客も多く来場したこの日。小出は流ちょうな英語であいさつした後、日本語で「一昨年撮影して、今年公開された映画。台湾でも上映していただいたりもして、すごくありがたかった」と回顧し、「こうやってまたみなさんにお会いできてうれしいです」と思いを伝えた。
城定監督は小出の英語力を「小出さんはもう通訳いらないですね」絶賛するが、当の小出は客席の反応に若干不安を覚えたようで「いや…しゃべってみたらなんか違ったみたいなので必要です」と苦笑いを浮かべた。
小出はその後も、観客に直接思いや考えを伝えるべく英語と日本語を織り交ぜながらトークを展開。トーク中には通訳者から「ご自身でお話されたほうが…」と勧められる場面もあったが、小出は「いえ!お願いします!」と固辞して笑いも誘っていた。
TIFFは世界から監督や俳優、映画関係者などが集まるアジア最大級の国際映画祭(今月23日〜11月1日まで開催)。上映・出品作品数は219本となり、昨年の174本から大幅に拡大された。海外ゲストも昨年の104人から、今年は600人以上の来場が予定されている。
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2023/10/27