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江戸時代に隆盛を極め、 明治時代に禁じられた文化、「春画」を再評価する機運が高まっている。2015年に開催された「春画展」に触発され、企画された劇映画『春画先生』(10月13日公開)がR15+のレーティングで公開予定であるのに続き、ドキュメンタリー映画『春の画 SHUNGA(読み:はるのえ しゅんが)』(R18+)が11月に公開されることが決定した。 葛飾北斎、喜多川歌麿をはじめとする江戸の名だたる浮世絵師たちが、並々ならぬ情熱を注いだ春画。絵師・彫師・摺師の才能と高度な技術により、「美」「技」において超一級の芸術と呼べる作品が数多く生み出されたが、時代が江戸から明治に変わると“猥褻(わいせつ)画”として警察による取り締まりの対象となり、日本文化から姿を消してしまった。明治維新から、150年経った令和の時代に、出版物や展覧会を通してアートとして、エロティシズムだけではない、多彩な表現内容、技巧、その創造性が改めて注目されている。

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