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俳優の窪塚洋介が26日、東京・グランドシネマサンシャイン池袋で行われた主演映画『Sin Clock』(公開中)舞台あいさつに登壇した。Netflixで配信が始まったドラマ『池袋ウエストゲートパーク』(通称IWGP)も話題とあって、“キング“こと窪塚が“聖地・池袋”に降臨するイベントのチケットは即完売となった。 ステージに現れると「おかえり!」の大合唱。窪塚は声援に応え、『IWGP』の劇中で歌っていた某家電量販店の曲をアカペラで披露するパフォーマンス。「やっぱりあれがかかりますね」と、SADSが歌ったドラマの主題歌「忘却の空」の一節を披露するなど、池袋ならではの粋なプレゼントに会場は大喝さいとなった。 『Sin Clock』は、“偶然の連鎖”に導かれ、たった一晩の“人生逆転計画”へ挑むタクシードライバー・高木シンジ(窪塚)をスリリングに描く。この日は、「趣味が一緒だったり、聴いてきた音楽が一緒だったりとかもするんで。わりと昔からのツレ感があるんですよ、監督には」という牧賢治監督となごやかにかけあった。 主人公シンジは窪塚を想定したキャラクターで、脚本も担当した牧監督は「設定自体は元からあった中で本格的に当て書きをしたわけですが、くすんだまま(のキャスト)だと絵にならなくて。だから窪塚さんがタバコをくゆらすシーンとか、それだけで絵になるなと思って。実はきょう、知り合いからもメールがあったんですけど、この映画を観て、10年ぶりにタバコを吸っちゃいましたと言われて。窪塚洋介という人の画の力のすごさを感じましたね」と語った。 対して窪塚は「牧くんが横にいるから言うわけではないけど、エグゼクティブ・プロデューサーのサイバーエージェントの藤田晋さんをツモってくれたのも牧くんだし、俺をツモってくれたのも牧くん。スタッフの座組も、脚本も牧くんがやっていて。その上、現場でも助監督や制作部がやるような、車をさばくとか、地面を濡らす作業なんかも、牧くんが率先してやっていて。『牧くんはやることがあるからいいんだよ』と言うと、『すみません、クセでやるんですよ』といっていて。それがわざとらしくもなく、本心なんだと思うけど、その姿に胸を打たれて。この監督のために自分のやるべき姿をやろうと自然に思わせてくれた」と感謝を込め、牧監督の長編デビュー作に太鼓判を押した。 イベント終盤には、窪塚が「言いたいこともだいたい言えたので最後に一曲だけ」と前置きし、あらためて「忘却の空」を披露するなど、終始、大盛り上がりとなった。

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  • 映画『Sin Clock』グランドシネマサンシャイン池袋公開後舞台挨拶に登場した(左から)牧賢治監督、窪塚洋介
  • 映画『Sin Clock』グランドシネマサンシャイン池袋公開後舞台挨拶に登場した牧賢治監督
  • 映画『Sin Clock』グランドシネマサンシャイン池袋公開後舞台挨拶に登場した牧賢治監督
  • 映画『Sin Clock』グランドシネマサンシャイン池袋公開後舞台挨拶に登場した窪塚洋介
  • 映画『Sin Clock』グランドシネマサンシャイン池袋公開後舞台挨拶に登場した(左から)牧賢治監督、窪塚洋介
  • 映画『Sin Clock』グランドシネマサンシャイン池袋公開後舞台挨拶に登場した(左から)牧賢治監督、窪塚洋介

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