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俳優の東出昌大が7日、都内で行われた映画『とべない風船』の公開記念舞台あいさつに登壇した。 豪雨災害を描いた本作。広島で先行上映され、舞台あいさつも行っていた。登壇した東出は「広島の方から『この映画を作ってくれてありがとう』という言葉をいただいた。1つのテーマに西日本豪雨がある。被災を実際になされた方も、この映画をご覧になって『救われる思いがした』というお言葉を直接かけていただいた。作ってよかった、というのはおこがましいんですけど、広島で撮影できて、お届けできてよかった」としみじみ。 東出は、試写を見た際に思わず涙が出てしまったそう。「自分の役が泣くところで同じように泣いてしまった。まだ、自分の中に(演じた)憲二が残っているのかなと思った」と思い返す。そして、スタッフの温かさに触れた瞬間を思い出したそう。「僕の役は人生の中で、いろいろな転機があって、キツい経験もしたことがある役だった。雨に打たれるシーンもあって、撮影中は足を引きずりながらの役だけど、ちゃんと役をこなさないといけない。気丈にじゃないですが、頑張ろうと思っていた。スタッフさんに『大丈夫?』と声を掛けていただいて『大丈夫です』と言った。そうしたら『あんた、大丈夫って言うんじゃないの。絶対に大丈夫じゃないんだから、そういう時は跳ね返すんじゃなくて、たまには頼っていいのよ』と衣装部さんとメイク部さんに言われた。スゴく温かいなって思った。僕の役はキツい役だったけど、そういう温かさに包まれた作品だなと試写を見た時に思いました」と広島での撮影を懐かしんでいた。

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  • 映画『とべない風船』の公開記念舞台あいさつに登壇した東出昌大 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『とべない風船』の公開記念舞台あいさつに登壇した(左から)宮川博至監督、堀部圭亮、東出昌大、三浦透子、浅田美代子、笠原秀幸 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『とべない風船』の公開記念舞台あいさつに登壇した堀部圭亮 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『とべない風船』の公開記念舞台あいさつに登壇した東出昌大 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『とべない風船』の公開記念舞台あいさつに登壇した三浦透子 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『とべない風船』の公開記念舞台あいさつに登壇した笠原秀幸 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『とべない風船』の公開記念舞台あいさつに登壇した(左から)東出昌大、三浦透子 (C)ORICON NewS inc.

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