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テレビ朝日系で43年にわたり続いてきた「西村京太郎トラベルミステリー」シリーズのファイナル作品『十津川警部のレクイエム』が、29日午後9時から放送される。 『西村京太郎トラベルミステリー』は、“初代十津川警部”三橋達也さん主演で1979年にスタート。以来43年間、常に時代を反映しながら最新の鉄道トリックを取り入れてきた。2000年放送の34作目で初代・三橋達也さんから十津川役を受け継いだ高橋英樹は、第73弾となるファイナルまで、40作にわたって主演。また、高田純次は2012年、長らく亀井刑事を演じてきた愛川欽也さんにかわって登場し、10年間、高橋とタッグを組んできた。 最終作『十津川警部のレクイエム』の舞台は、静岡県を走る“大井川鐵道”。本作では、信頼する部下を失った十津川が「仲間を殺した殺人犯を、この手で殺したいと強く感じています」「あなたが犯人なら、あなたを殺す」と疑惑の人物に向けて怒りをあらわにするシーンがあり、演じる高橋も「今回、十津川が強い表現で容疑者に怒りをぶつけますが、常に冷静な彼が感情をあらわにしたのは初めてのこと」とシリーズを振り返って分析する。

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  • 「西村京太郎トラベルミステリー」シリーズファイナル『十津川警部のレクイエム』に出演する高橋英樹(C)テレビ朝日
  • 「西村京太郎トラベルミステリー」シリーズファイナル『十津川警部のレクイエム』に出演する(左から)高田純次、高橋英樹(C)テレビ朝日

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