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松本潤主演『どうする家康』メインビジュアル完成 “金色の鎧”で力強い佇まい

 人気グループ・松本潤が主演するNHK大河ドラマ『どうする家康』(来年1月8日スタート)のメインビジュアルが27日、公開された。併せてドラマの公式サイトもオープンした。

松本潤主演『どうする家康』メインビジュアル (C)NHK

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 松本潤が演じる徳川家康が身に着けているのは、金荼美(きんだみ)具足。制作統括 の磯智明チーフ・プロデューサーは、「この金色の鎧(よろい)を今川義元から授かるあたりから、 『どうする家康』は始まります。家康のお墓がある久能山東照宮 (静岡市の博物館には、金荼美具足の本物が飾られています。眩(まばゆ)いばかりの美しさで、人質生活を送っていた家康にとっては分不相応なものようにも見えます」と説明する。

 さらに「家康はこの鎧を重荷と感じ、これが似合うように鍛錬していくうちに、成長を遂げていったのかもしれません。波乱含みの戦乱の世、厳しい試練を受け、逆境に立ち向かう、金色の鎧をまとう徳川家康の物語は、もうすでに動き出しています。放送開始まであとわずか。楽しみにお待ちください」と呼びかけた。

 デザインを手掛けたのは、デザインユニットのGOO CHOKI PAR(ぐー・ちょき・ぱー)。浅葉球・飯高健人・石井伶、3人のグラフィックデザイナーからなり、言語・思考を超えた「ビジュアルコミュニケーション」を主軸として、様々な領域で創作活動を行っている。これまでにISSEY MIYAKE、NIKE、Redbullなどのグラフィックを手がけ、『東京2020大会』では、パラリンピックのアイコニックポスターを制作。NY ADC Gold, One Show Gold, D&AD Yellow Pencilなど受賞歴がある。

松本潤主演『どうする家康』メインビジュアル (C)NHK

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◆デザイン担当 GOO CHOKI PAR(ぐー・ちょき・ぱー)コメント

金色具足を身に纏い、ジッと前を見据えて佇む家康。
甲冑の重み、武将の重圧、時代の濃度。
足取りも重くなるような濃密な日々の中で、その眼には何を映し出しどのような時代を展望するのか。
今回のメインビジュアルでは、「力」の時代において強さだけでなく、
人間らしい優しさや弱さをはらんだ家康の心情をも表現したいと考えました。
そこで「たくさんの感情の波が渦巻きながらも時代の変動を大きく見渡すような、
静かで深く、力強い佇まいと表情を作り出してほしい」
という抽象的で難しいオーダーを松本さんに伝えたところ、完璧に表現してくださいました。
東海版ビジュアルと連動し、「ブルー」の世界を今回のメインビジュアルでも更に拡張させています。
ブルーの世界で鈍く光る金色具足はとても魅力的で、
美しい色彩の対比に魅了されながらの制作作業はとても幸せな時間でした。

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