俳優の渡邊圭祐が主演を務める、9月8日スタートのテレビ東京・木ドラ24『チェイサーゲーム』（毎週木曜　深0：30）の共演キャストが23日、発表され、東啓介、宇垣美里、浜野謙太、景井ひな、若林佑真、片岡愛之助の出演が決定した。

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　本作は松山洋氏の同名漫画が原作。『NARUTO-ナルト-ナルティメット』シリーズや『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』など数々の人気作の開発を手がけたゲーム会社・サイバーコネクトツーが制作し、「読むと胃がキリキリと痛くなる」とゲーム関係者から言われ続けた同作が待望の実写化を実現した。

　渡邊が演じるゲーム開発会社「ダイナミックドリーム」で働く主人公・新堂龍也は、入社9年目にして中間管理職のプレイングマネージャーへの昇進を果たす。しかし、やる気に満ちあふれる龍也を待ち受けていたのはひと癖もふた癖もあるメンバーばかり。もうすぐ発売の新作ゲームが、主役声優のパパ活疑惑で大幅な変更を迫られたり、発注元のプロデューサーのパワハラに悩まされたりと問題は尽きない。理想と現実のギャップに徐々に悩み始めた龍也はある決断をする。

　今回は、個性豊かな「ダイナミックドリーム」メンバーが解禁。

　東が演じるのは、新堂率いるチームのメンバー・魚川貴央役。クリエイターとしては天才だが、周囲とコミュニケーションを取ろうとせず孤立している。東は「僕自身もゲームをするのでゲームを作る側のことを知れるというのがとてもうれしくて、原作を一気に読んでしまいました」と出演を喜んだ。

　宇垣は業務部総務課・桐澤美園役を演じる。宇垣は「やり手で小悪魔かつ面倒見のいい美園ちゃんを楽しく演じました」と自信あり。「同僚たちのアドリブ合戦には笑いすぎて文字通り膝から崩れ落ちるほどでした」と撮影の様子を明かした。

　浜野が演じるのは、新堂のチームメンバーで今年20年目の大ベテランだが、サボり魔で仕事をしないという上田和範役。浜野は「ゲーム製作業界というエンターテインメントで活気のある業界を通して、実は今の会社のマネジメントというか、考え方のアップデートの話というのがグッときました。同じ今を生きる者として共感できることが多かったり、そんな会社において僕の扮する上田がホントにいたらすてきだよなと考えながらできて幸せでした」と振り返り「大河ドラマのコメントみたいですが、ある意味大河みたいな気持ちでやっていましたみんな」と気合も十分だ。

　景井ひなは同じくチームメンバーで入社3年目だが、いまだ成長がなく自信もない久井田みちる役を演じる。影井は「実写ドラマ化への出演は夢だったので、みちるちゃんというすごくかわいい役を演じさせていただけてうれしいです」と大喜び。「みちるちゃんという誰しもが抱えるような悩みに苦しむ、普通でちょっとポンコツな女の子がどういう風に成長していくのか楽しみにしていただければと思います。チェイサーゲーム、クスッと笑えるところが散りばめられていますので、ぜひご覧ください！」と呼びかけた。

　若林が演じるのは、トランスジェンダーであるがゆえの悩みが多いインターン生・渡邊凛役。若林は「僕が演じさせていただいた『渡邊凛』という役は、女性として生まれて性自認が男性のトランスジェンダーなのですが、実は、僕自身も同じトランスジェンダーなんです」と語り、「『当事者が当事者役を演じる』というプレッシャーを感じつつも、そんなことを考える暇もないくらい、面白い共演者のみなさまと、楽しく撮影させていただきました！あとは、視聴者のみなさまに、何か、感じ取っていただけるものがあればうれしいな」と願いを込めた。

　「ダイナミックドリーム」社長・松山役は、片岡愛之助が演じる。愛之助は「松山社長は、物語のモデルである『サイバーコネクトツー』の松山洋社長で、本作の原作者でもある方。とても熱く、社員想いの格好良い社長です」と自身の役どころを紹介。「魅力的なスタッフ・キャストで作り上げた作品です！皆様にもこの熱量が届くことを願っております！」と力を込めた。

　また、メインビジュアルも公開された。