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俳優の阿部寛が主演する映画『異動辞令は音楽隊!』(8月26日公開)の完成披露試写会が28日、都内で開催され、阿部のほか清野菜名磯村勇斗高杉真宙見上愛内田英治監督が登壇した。 同映画は、犯罪捜査一筋30年の鬼刑事が、突然警察音楽隊へ異動辞令を命じられる、という人生のある局面を描く。“音楽隊”のメンバーには「演奏シーンは吹替なし」「手元だけの吹替も一切しない」という内田監督の方針のもと、これまで楽器を演奏したことがないという阿部はドラムを、清野はトランペットを、高杉はサックスをゼロから練習することに。 阿部は「まったくやったことがなくて、3ヶ月くらい練習しました。最初はたくさん(パーツが)あるのでどれを叩いたらいいのかわからないし、足でも叩くし。まずは(練習用の)ゴムパットで木魚を叩くように練習。1ヶ月半くらい経って、実際のドラムを叩いた時に叩きやすいな、と思えて、一気に火がつきました。それまでは、ずっと遠い目になっていました」と、ゼロからのレッスンを振り返った。 そんな阿部の姿を間近で見ていた清野は「かっこよかった、という簡単な言葉で片付けちゃいけないけど、練習しているところから拝見して、どんどんアップデートされていっていった」と、みるみる上達していく阿部の姿が眩しかったという。高杉も「阿部さんがドラムを叩いている姿を生で見れただけで、この撮影に参加できてよかったと思った。ドラム姿、マジでかっこいいです」と、称賛した。 清野自身も「絶対うまく吹いてやるぞ」という負けん気で練習に励み、「トランペットは音を出すのも難しい楽器。苦戦しました。修行じゃないけど、かなり練習を積みました」。高杉は「皆さんがいたからなんとか頑張れた。自分一人だったら練習できなかったと思う。清野さんのソロパートを聴いて、こんなに完成しているんだ、と思ったし、阿部さんも撮影中もドラムレッスンをしていて、自分も頑張らなきゃ、と思えた」と、まさに“音楽隊の一員”だった日々に思いを馳せた。 阿部も「久しぶりに部活に出た感じ。最初にみんなで集まった時に、まずやってみましょうという監督の無茶ぶりがあって。みんなで助け合うようなセッションだった。それでこの映画の意味をつかんで、また練習して、ともに汗水流した」と、撮影の日々を懐かしんでいた。

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  • 映画 『異動辞令は音楽隊!』完成披露試写会に登壇した(左から)阿部寛、清野菜名、高杉真宙 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画 『異動辞令は音楽隊!』完成披露試写会に登壇した(左から)内田英治監督、見上愛、磯村勇斗、阿部寛、清野菜名、高杉真宙 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画 『異動辞令は音楽隊!』完成披露試写会に登壇した阿部寛 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画 『異動辞令は音楽隊!』完成披露試写会に登壇した(左から)磯村勇斗、阿部寛 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画 『異動辞令は音楽隊!』完成披露試写会に登壇した(左から)磯村勇斗、阿部寛 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画 『異動辞令は音楽隊!』完成披露試写会に登壇した阿部寛 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画 『異動辞令は音楽隊!』完成披露試写会に登壇した阿部寛 (C)ORICON NewS inc.

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