俳優のムロツヨシ、岸井ゆきの、若葉竜也、吉村界人、柳俊太郎、吉田恵輔監督が1日、東京・新橋のニッショーホールで行われた映画『神は見返りを求める』(24日公開)の完成披露試写会イベントに参加した。 主人公・イベント会社に勤める田母神尚樹(ムロ)は、合コンでYouTuber・ゆりちゃんこと川合優里(岸井)に出会う。田母神は、再生回数に悩む彼女を不憫(ふびん)に思い、まるで「神」かのように見返りを求めず、ゆりちゃんのYouTubeチャンネルを手伝うようになる。二人は、人気がでないながらも、力を合わせて前向きに頑張り、お互い良きパートナーになっていくが…あることをきっかけに、二人の関係が豹変(ひょうへん)するストーリー。 役柄を振り返ったムロは「現場の居方(いかた)が今までとは違った。いつもだったら“ニギヤカツヨシ”で現場を盛り上げるんですけど“ムロシズカ”になってました。今回は受け身の役で自分が変わっていってしまう役。ゆきのさんとも会話はあまりしないようにしました」と振り返る。「役柄によって距離を置くとか、そういう役者っぽいこと今までしたことない。エピソードとしてはカッコいいけど、そんなこと照れくさくてできなかった人間なんですけど今回は吉田監督の書いてくれた脚本の世界にどっぷり浸かってみたかった」と理由も説明した。 すると吉田監督は「俺たちは『変わっちゃったよね、ムロは…』って言ってたよ。『役所広司か!』って」と冗談交じりにトーク。ムロは「この脚本は軽くやっちゃうと吉田さんの書いた人の愚かさが浅く薄っぺらくなる。特に私は。やりがいを持とうと思うと、開いている時間に、いつものムロはいらないなとジャッジした」と本作にかけた思いを熱く語った。 相手役だった岸井は「ムロさん、ムロシズカだった。最初は、ワッって感じかと思ったら端っこにいた。仏のように座ってました」と懐かしむと、吉田監督は「撮影が終わる3日前からエンジンがかかっていた」とぶっちゃけ。“ヤバい監督”の設定でムロと岸井は仲良くしていたそう。ムロは「飽き飽きしていて(笑)。それぐらいから楽しんでやっていました」と照れていた。 吉田監督が最新作に選んだ題材はYouTuber。加速する時代で、“YouTuber”という職業を通して、今という時代を象徴的かつポップに描く一方、“欲”や“本音と建て前”、“嫉妬”といった人が誰しも持つ醜さや葛藤をも鮮烈に描く。
2022/06/01
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