俳優の水谷豊、反町隆史のコンビによるテレビ朝日系人気ドラマ『相棒 season20』(毎週水曜 後9:00〜9:54)。2015年10月以来、7年という長きにわたって特命係の杉下右京(水谷)と数多くの事件に挑んできた冠城亘(反町隆史)のラストエピソードで、『season20』の最終回スペシャル前篇『冠城亘最後の事件―仇敵』が16日に放送される。それに先立ち、クランクアップを迎え、水谷と反町があふれだす思いをこめて、がっちり握手&ハグ。歴代最多出演回数の相棒を務め上げた反町に、水谷が感謝を語った。 『season20』最後の撮影は、水谷、反町のほか、青木年男役・浅利陽介、角田六郎役・山西惇が、おなじみ特命係のセットで顔を突き合わせるシーン。4人は最後のやりとりで丁寧にテイクを重ね、「カットOK! これにてオールアップです!」というスタッフの声が響くと、スタジオは大きな拍手に包まれた。反町と水谷は互いに花束を贈りあい、力強くハグを交わす。そして、そこに乱入したのが、レギュラーキャストたち。反町の“卒業”を見届けるべく、その日、撮影がない小出茉梨役・森口瑤子、伊丹憲一役・川原和久、芹沢慶二役・山中崇史、出雲麗音役・篠原ゆき子、中園照生役・小野了らが駆けつけていた。一同からサプライズで花束を渡された反町は、言葉にならないといった表情で深々と頭を下げた。