女優の長澤まさみが14日、都内で行われた映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』初日舞台あいさつに登壇。主人公のダー子を演じている長澤だが、2018年のドラマを皮切りに、今回映画の第3弾が封切りとなったことを受けて「こんなに長く続くとは思っていなかったので、ありがたいです。この役がどんどん好きになっていったし、この作品への姿勢も貪欲になっていった気もしますから。この作品から、もらったものはたくさんあります」とかみしめるように語った。 キャスト陣からの信頼も厚く、瀬戸康史が「圧倒的リーダー感がある。ついて行きたくなりますね」と語ると、江口洋介も「圧倒的な英雄感がありますよね。長い間知っていますけど、連ドラからやって、こういう役をふくらませていくって、なかなかすごい作業だと思うんですけど、あっけらかんとやっている潔さが、英雄感がありました」と絶賛した。 田中亮監督も「ダー子は(演じる上で)とてつもないパワーがいります。(今作に出演した)広末涼子さんが作品を見た直後の第一声で『まさみちゃんすごいね』とおっしゃっていました」と回顧。これには、長澤も「役柄に助けられて、やってこられています」と恐縮しながら、感謝の思いを伝えていた。 人気脚本家・古沢良太氏が手がけた同作は、2018年4月期に月9ドラマとして放送されると、2019年に映画第1弾『ロマンス編』(興行収入29.7億円)、20年には第2弾『プリンセス編』(興行収入38.4億円)といずれも大ヒットを記録。今回はイタリアのシチリア島南部にある地中海の小さな島・マルタ島で、騙し合いバトルが繰り広げられる。
2022/01/14
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