先日発表された「第79 回ゴールデングローブ賞」で、作品賞(ミュージカル・コメディ)、主演女優賞(ミュージカル・コメディ)でレイチェル・ゼグラー、助演女優賞でアリアナ・デボーズが受賞、最多となる3冠を獲得しすでにアカデミー賞最有力との呼び声も高い、スティーブン・スピルバーグ監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』(2月11日公開)。 “禁断の愛”へと誘われていくトニーとマリアら主要登場人物の抱える想いが刻まれたキャラクターポスター、さらにトニーとマリアが歌い踊る、代表的な名曲のひとつ「Tonight(トゥナイト)」のミュージックビデオ(MV)が解禁となった。 MVでは、そんな“禁断の愛”へと突き進むトニーとマリアが歌い踊る「Tonight」が奏でられ、トニーの儚くも力強い歌声と、マリアの甘く切ない歌声が、観る者を一気に物語の世界へと引き込んでいく。互いの想いを確かめ合いながら、「今日まで世界はただの場所 住むだけのもの ただ平凡に でも出逢えた今 二人の光る星に変わった 今夜――」と紡がれる歌は、愛が日常の景色さえ一変させる様を見事に表現している。“今”を生きる若者の姿や、熱い鼓動を感じるダンスシーンとともに響き渡る、不朽の名曲だ。 トニーとマリアのあふれ出す愛の辿る運命とは? “私のキャリアの集大成”と語るほどの想いで本作へ挑むスピルバーグは、「“ウエスト・サイド・ストーリー”のことをよく知らない若い人たちも、『Tonight』などの曲にはどこかなじみがあると思う。そして多くの人たちが、偉大な作曲家・作詞家たちが何十年も前に、いかに素晴らしい作品を作り出したかを知ってくれるといいな」と、レナード・バーンスタイン(作曲)とスティーブン・ソンドハイム(作詞)が生み出した名曲たちへのリスペクトと、現代の人々に向けた想いを覗かせている。
2022/01/13
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