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JUJU、『恋です!』主題歌で脱“JUJU感”「邪魔したくなかった」杉咲花とSP対談

 女優の杉咲花が主演する日本テレビ系連続ドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』(毎週水曜 後10:00)。12月8日放送の第9話を前に、主題歌「こたえあわせ」を歌うJUJUが撮影スタジオを訪問。主人公で恋に不器用な盲学生・ユキコを演じる杉咲とのスペシャル対談が実現した。「こたえあわせ」に込めた想いはもちろん、毎週ドラマを楽しみに見ているというJUJUならではの熱いメッセージを届けた。

『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』主演・杉咲花×主題歌・JUJUがSP対談 (C)日本テレビ

『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』主演・杉咲花×主題歌・JUJUがSP対談 (C)日本テレビ

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――JUJUさん、初めて『恋です!』のセットをご覧になっていかがですか?

JUJU「もう感激です! ずっとテレビで見ていた赤座家に自分が…って、うれしかったです。お父さんにもイズミさんにもお会いできて、今日は本当にいい日でした」
杉咲「そんなふうに言っていただけて、こちらこそうれしいです。なかなか現場でお会いできることってないですし、JUJUさんが来てくださって、現場のみんながパワーをいただいたと思います!」

――あらためて、主題歌「こたえあわせ」にどんな想いを込めたのか教えてください。

JUJU「まず原作の漫画から読ませていただいて、『どういう曲が一番いいんだろう』っていうのをものすごく考えました。そして、ユキコさんと森生くんが出会って、お互いが答え合わせをしない毎日に進んでいけるとしたらそんなにすてきなことってないなって本当に思って。JUJUっていうものは、今まで9割9分2厘ぐらい“ままならない曲”を歌っているのですが、その“JUJU感”が今回のドラマにはまったく必要ないなって感じて。今回はたぶん私史上、いちばん出演者お二人のことを考えながらしたレコーディングでした」
杉咲「そうなんですね」
JUJU「すごく(ドラマを)邪魔したくなかったんです。だから、今回は歌の中での言葉の発し方を本当に考えました。自分の中の新しい自分みたいなものを垣間見るレコーディングでした」
杉咲「確かに、初めて聴いたときに、今まで聴かせていただいていたJUJUさんの曲からまた少し印象が変わっているように感じました。それが、JUJUさんのお話を伺って、そういうことだったんだって、今思いました。この曲が生まれるまでの道のりを知ることができて、今までになかった聴き方が今日この後からできそうな気がして、すごく楽しみになりました」

――JUJUさんは、『恋です!』で具体的にお気に入りのシーンなどありますか?

JUJU「えー!いっぱいありますよ、ちょっと5時間ぐらいもらわないと…(笑)。でもいちばんのお気に入りって言われると…ヒール!(※第3話のラストシーン)あれはずるいです! 声を聞くためのヒール! 私はヒールが好きなんですけれど、理由は、子どものころ足が大きいので身長が175センチを超えると言われてたのに、165、6センチで止まってしまって、その10センチを埋めるためのヒールなんですね。それが“私にとってのヒール”だったのが、ユキコさんと身長差があるから声が遠いっていうのに対して森生くんがプレゼントして、さらにユキコさんが頑張ってそれを履いて森生くんに会いに行って、抱きしめた後の『俺の声届きますか?」。…なんですか、あのシーン!! もうね…あれはもう…絶叫ですよ」
杉咲「とてもピュアでしたよね」
JUJU「あれは本当に…すごく好きです。ほかにも挙げてたらキリがないくらい、いっぱいありますよ。だからこれをずっと蓄積したいので、10話で終わらないでください!(笑)老いも若きも、全年代の人が大好きなドラマだろうなと思って見ています」
杉咲「そうだったらとってもうれしいです」
JUJU「絶対そうだと思います。あとね、うちのバンマス(バンドマスター)も言ってたんですが、とにかく花ちゃんがかわいい! バンマスはHuluで巻き戻して見てるって言っていました」
杉咲「本当ですか!? 恥ずかしい(笑)。よろしくお伝えください」

――そんなJUJUさんの熱い想いを受けて、杉咲さんいかがですか?

杉咲「もう、本当にうれしいです。今、ドラマの終わりが見えてきている時期で、名残惜しさと最後までやりきらないとというプレッシャーが半々の中で、一日一日を乗り越えている感覚で日々を過ごしていたのですが、そんな時に現場に来ていただけて…。しかもこんなに熱い感想を伝えていただいて、本当に元気が出ました!」
JUJU「本当!?『重いなこれ…』とかじゃない?(笑)」
杉咲「思ってないです!(笑)本当にうれしいですし、私は今日、JUJUさんにお伝えしたかったんですけれど、『こたえあわせ」の歌詞の中に『今までより夢見るのが怖くない』という部分があるじゃないですか。そこがすごく好きで。このドラマはラストにかけて、ユキコと森生がお互い夢に向かって進んでいく話になっていくのですが(歌詞が書かれた時点で)結末は知らなかったはずじゃないですか。それなのに、こんなにも作品とリンクしてるだなんて、すごいなって思いました。私自身もユキコとして森生のことを思い浮かべるとき、この曲を聴かせていただくことでより思いが膨らんでいく感覚があって、お芝居をする上でもすごく助けていただいています。この曲を聴くことをできるのが心強いですし、最後まで頑張れそうって思っています」
JUJU「…いろいろしゃべりすぎたことを、今、後悔しています(笑)」
杉咲「なんでですか、後悔しないでください!(笑)」
JUJU「役者さんって本当に大変だと思うんです。大変な思いのなか、あんなに目に焼き付いて離れないシーンをこちらは見させていただくわけですから、これからも心してテレビの前で見ます!」
杉咲「ありがとうございます!」

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