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唐沢寿明“兄貴”、真木よう子と『ボイス2』撮了 スタッフ・キャストに愛ある激励「自分なりの高みを目指して」

 俳優の唐沢寿明が主演する、日本テレビ系連続ドラマ『ボイスII 110緊急指令室』(毎週土曜 後10:00)の最終話(25日放送)を前に、唐沢と女優・真木よう子が、緊急指令室“ECU”のメンバーとともに同時にクランクアップを迎えた。最終シーンを撮り終え、「オールアップでーす!」の声がかかると、一同から歓声と大きな拍手が送られ、監督から花束を贈呈された。

『ボイスII 110緊急指令室』をクランクアップした唐沢寿明、真木よう子 (C)日本テレビ

『ボイスII 110緊急指令室』をクランクアップした唐沢寿明、真木よう子 (C)日本テレビ

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 真木は、「ボイス『2』だったので、橘ひかりも成長させたいと思い、彼女の背中をずっと追い続けていました。私の中では、橘ひかりは尊敬すべき女性として、先を見て、追いかけていかなければならず、苦難の連続の日々でしたが、現場がすごく温かくて、スタッフの皆さまに支えられて幸せでした。作品が愛されることを願っています。愛されると思います。でもやっぱり寂しいですね。ありがとうございました」と万感の思いをにじませながらあいさつ。

 「では“兄貴”へ」と瞳を潤ませた真木からバトンタッチされた唐沢は「まず、前作『ボイス』の2年前と比べても、今年は暑かったなぁというのが実感でした。そんななか、スタッフはずっとマスクをして撮影に臨み、大変だったと思います。本当にお疲れ様でした」とねぎらう。

 続けて「今回は、指令室のメンバーも、出動班も、みんな出番が増えて良かったですが、これに甘んじず、自分なりの高みを目指して、さらに頑張ってほしいと思います。皆さま、お疲れ様でした!」と、スタッフへの感謝の言葉とともに、後輩の俳優たちに愛のある激励の言葉を贈った。

■最終話あらすじ

マスコミの注目が集まるなか、港東署に出頭した久遠(安藤政信)。取り調べにあたった樋口(唐沢寿明)とひかり(真木よう子)に、久遠は自分が送ってきた人生について語り出す。初めて明かされるその“物語”とは…。一方、緊急指令室では、自殺した本部長・小野田が生前に久遠と交わした電話の内容が、インターネット上に公開されていることが判明。県警トップが久遠に協力していたことが公になり、世間では警察に対する激しいバッシングが巻き起こる。
そして、供述を続ける久遠は、自分にとって樋口こそが真の『父親』だと語る。久遠が樋口に執着し、執拗に絶望に突き落とそうとした理由を知り、怒りを爆発させる樋口。しかしその時、県警本部の刑事部長・本田が間に入り、取り調べ半ばで久遠の身柄は本部に移されることに。
「続きは大きな舞台で―」久遠は意味深な言葉を残し、樋口の前から連行されていく。そんななか、手術を終えた緒方から緊急の連絡が入る。片桐のPCデータから、久遠たちが爆弾の材料を大量に購入していたことがわかったという。「久遠はまだ何も諦めていない」そう確信する樋口たちだが…。同じ頃、久遠を連行する本田たちの前には、なんと片桐が現れる。
久遠に心酔する片桐は、久遠の逃亡を助けようとしていた。そして、樋口とひかりが駆けつけた時、すでに久遠の姿は消えていた…。久遠が待つ恐怖の舞台へと導かれる樋口たち。最後の悪夢が幕を開ける。

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