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Snow Man、今年の漢字は“感”「多くの人に感謝する年」

 人気グループ・Snow Man岩本照深澤辰哉ラウール渡辺翔太向井康二阿部亮平目黒蓮宮舘涼太佐久間大介)が24日、東京・国立新美術館で行われた映画『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』完成記念イベントに登壇した。イベント後の囲み取材で“今年の漢字”を聞かれたリーダーの岩本は「今年は色々なことを感じることが多くて、初めて感じることもたくさんあって、多くの人に感謝する年でもありました。そして僕たちのパフォーマンスを体感してほしいということで “感”です」と3つの“感”に込めた想いを語った。

映画『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』完成記念イベントに登壇したSnow Man

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 日本の芸術文化の育成と芸術発信拠点となるこの場所で、実写映画として初めて行われた同イベント。和のエンターテインメントを描いた今作にふさわしく9人は雪の紋の入った紋付き袴で登場。今年のコロナ禍の影響により当初の舞台公演から一転、映画としての製作が決まったことに対して深澤は「舞台が中止になったのは悲しかったです。でも、映画になることにより多くの人に見ていただける。この映画はたくさんの人に笑顔や勇気を与えられる作品になっています」とポジティブにアピールした。

 そして、本作で初めてメガホンを取った滝沢秀明監督についてラウールは「舞台では演出をやっていらっしゃって、今回は監督で。周りのスタッフさんと連携を取っていました」と撮影時の監督ぶりを伝えると、向井が「監督は自由に伸び伸びとやらせてくれましたね。ちゃんとコミュニケーションも取れていて、初めての監督にしてはちゃんとできていましたね!(笑)」と冗談交じりで“高評価”すると、メンバーから「どこ目線だ!」とツッコまれ、和気あいあいとした雰囲気になった。

 印象に残っているシーンについて阿部は「日光江戸村でロケをした“鼠小僧”のシーンです。舞台上で演じるのではなくて、ロケで撮影をしたのでより物語に入り込める面白さがありました。笑いどころもたくさんあるのでリラックスして観て欲しいです」と紹介。

 目黒は「たくさんやった殺陣のシーンです。殺陣の撮影中にカメラマンさんが僕たちの間に入って撮影をしているので臨場感がありました。普段では見ることの出来ない『滝沢歌舞伎』の臨場感に注目してほしいです」と緊迫したシーンにも自信。宮舘は「歌いながら踊った“組曲”ですね。雨に打たれながら撮影をしていて、舞台では見ることの出来ないような、映画ならではのシーンになっているので注目して欲しいです」と熱弁した。

 すでに完成作は縁深い新橋演舞場で鑑賞。渡辺は「映画の良さがしっかり出ていて、観た後にすごい満足感がありました。生ものの舞台では客席からの視界に限界があって、映画ではそれをしっかり超えています。これまで舞台を見てきた人にとって『この角度から見たい!』という気持ちがあったと思うので、今回の映画ではその期待に応えられるし、みんなに優しい作品になっていますね」と満足げ。佐久間も「舞台でやっていた生の熱量が伝わるか分からなかったけど、映像をチェックして『すごいな!』って。映画の枠組みを超えている作品だなって思いました。本当に見なきゃ損です!」と強く訴えた。

 「気がづいたらサーっと涙が出てきていました。映画だからといって構えずラフに見て欲しい。完成した映像を見て本当にうれしかったです」と胸いっぱいになる岩本に、深澤は「前半は見入っちゃうシーンがたくさんあって、後半は笑えるシーンが多くあるので、スクリーンに笑い声が溢れます!公開されたら渋谷に見に行きます!(笑)」と“コメディ要素”にも手応えをみせる。

 それぞれの注目ポイントに向井は「以下同文です(笑)見どころが盛りだくさんです! 色んな映画のジャンルを見ている感じなので、どのシーンがおススメか選べないです!全部おすすめです!」と“欲張り”なアピール。映画初出演の目黒は「自分が大きいスクリーンに出ているのが不思議でした。映像も綺麗で臨場感が凄くて、舞台を観ているような迫力もあってすごく楽しめました!」、阿部は「見どころ盛りだくさんなんですけど、舞台と違うのは滝沢監督から『ここはカメラ目線をしてOKだよ』って言われて、大画面でぼくらのカメラ目線が見れるという所には注目して欲しいです!」と、おのおのが完成作に胸を張った。

 またこの日はSnow Man出演、滝沢演出による『滝沢歌舞伎オリジナル 映画鑑賞マナー映像』が初披露。今の上映前に数種類のマナー映像が週替わりで上映されることが予定されている。阿部は「ぜひコンプリートしていただきたです!」とメッセージ。今回披露された映像以外にも深澤は「“手洗い・消毒”など今の時代ならではのマナー映像となっているので楽しみにしてください!」と期待を煽る。マナー映像ではメンバー全員が“鼠小僧”の衣装で登場することに向井は「僕のアイデアです!(笑) ウソです。滝沢監督のアイデアです。自分は悪役を演じているので、特別映像で笑顔を見せることが出来て楽しかったです」とうれしげに語った。

 最後にラウールは「『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』という作品を多くの方に知って欲しいです!よろしくお願い致します!」とあいさつ。岩本は「本当にたくさんの方に笑顔を届けられる作品だと思います。僕たちのエネルギーが形を変えて多くの人に届いて欲しい。マナーを守って是非、劇場にお越しください」と力強く呼びかけ、イベントは幕を閉じた。

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