「新しいオリジナルドラマなので、見方、楽しみ方がわからないかもしれないけど、お付きあいしてくれるといいな」と、語るのはテレビ朝日系で放送中の木曜ドラマ『七人の秘書』(毎週木曜 後9:00)のエグゼクティブプロデューサーを務める内山聖子さん。 ある程度、展開が読める刑事ドラマや医療ドラマ、小説や漫画原作のドラマと違って、イチから登場人物や設定を知っていかなければならないオリジナル脚本のドラマは、ヒットが難しいと言われる昨今。名画『七人の侍』のようなタイトルで、『必殺仕事人』のような影の仕事人たちの活躍を描く本作は、望月千代(木村文乃)、照井七菜(広瀬アリス)、長谷不二子(菜々緒)、朴四朗〈パク・サラン〉(シム・ウンギョン)、風間三和(大島優子)ら5人の秘書たちと、情報屋の鰐淵五月(室井滋)、そしてこのメンバーの元締めとなる萬敬太郎(江口洋介)という7人の影の軍団が、わずかな報酬でのさばる悪をぶっ潰す痛快ドラマ。内山さんに作品の見どころや、コロナ禍のドラマ制作で心に留めていることなどを聞いた。
2020/11/11