NHKで放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)。25日に第29回「摂津晴門の計略」が放送された。前回、足利義昭(滝藤賢一)が第15代将軍となり、「新しき幕府」が始まったばかりであったが、第29回の予告では「幕府崩壊の序章」「真に恐れるべきは無能な味方である」とクローズアップで映し出されるのは、幕府政所頭人・摂津晴門(片岡鶴太郎)だ。 第29回では、将軍の御座所襲撃に怒った織田信長(染谷将太)は、京に将軍を守る城が必要だとして、独断で二条城の建設を始めてしまった。各地から資材を召し上げながら急ピッチで進む強引な工事に、幕府の摂津の元には信長に対する多くの反発の声が届く。
2020/10/24