女優の倍賞千恵子、俳優の藤竜也が10日、都内で映画『初恋〜お父さん、チビがいなくなりました〜』の公開初日舞台あいさつに登壇。藤と家族ぐるみの付き合いがある倍賞は、妻思いな藤の一面を明かした。
同作は西炯子氏による人気漫画『お父さん、チビがいなくなりました』(小学館)の実写化。3人の子どもが巣立ち、人生の晩年を夫婦2人とネコ1匹で暮らしている勝(藤)と友喜子(倍賞)。勝は無口、頑固、家では何もしないという絵に描いたような昭和の男。そんな勝の世話を焼く友喜子の話し相手は、飼い猫のチビ。ある日、友喜子は娘に「お父さんと別れようと思っている」と告げる。驚き、その真意を探ろうと子どもたちは大騒ぎ。そんな時、友喜子の心の拠り所だったネコのチビが姿を消してしまい…、という物語。
舞台あいさつで藤は「撮影中、ずっと『日本中の奥様方に嫌われるようにやってください』と言われながらやっていました」と冗談交じりに回想。令和の時代を迎え、倍賞は「昭和には、こういうお父さんがたくさんいた」としみじみと口にした。
藤と28年ぶりに夫婦役を務めた倍賞は、藤の妻思いな一面を紹介した。自宅が近く、藤の家族も一緒に食事する仲だそうで、「奥様に優しい。とっても大事にしている。いつも『ありがとう』っておっしゃる。とてもステキ。見習わなきゃな、と思います」と明かすと、藤は照れくさそうな表情になっていた。
一方の藤は「改めて分かったことがある。私のとこも結婚50年。親子関係は誰が何をしても消えない。夫婦っていうのは50年、連れ添っても紙1枚で赤の他人になれちゃう」と夫婦という関係についてトーク。「それを考えたときにゾッとしました。夫婦という絆は堅固なようで大変、脆弱なんだな、と思うようになりました」と笑わせた。
フォトセッションでは劇中でチビだったネコのりんごも登場。藤に抱っこされたりんごに、会場からは「かわいい〜」という声が聞こえ、倍賞を筆頭にキャスト陣も愛でていた。
舞台あいさつには市川実日子、西田尚美、小市慢太郎、小林聖太郎監督も参加した。
同作は西炯子氏による人気漫画『お父さん、チビがいなくなりました』(小学館)の実写化。3人の子どもが巣立ち、人生の晩年を夫婦2人とネコ1匹で暮らしている勝(藤)と友喜子(倍賞)。勝は無口、頑固、家では何もしないという絵に描いたような昭和の男。そんな勝の世話を焼く友喜子の話し相手は、飼い猫のチビ。ある日、友喜子は娘に「お父さんと別れようと思っている」と告げる。驚き、その真意を探ろうと子どもたちは大騒ぎ。そんな時、友喜子の心の拠り所だったネコのチビが姿を消してしまい…、という物語。
舞台あいさつで藤は「撮影中、ずっと『日本中の奥様方に嫌われるようにやってください』と言われながらやっていました」と冗談交じりに回想。令和の時代を迎え、倍賞は「昭和には、こういうお父さんがたくさんいた」としみじみと口にした。
藤と28年ぶりに夫婦役を務めた倍賞は、藤の妻思いな一面を紹介した。自宅が近く、藤の家族も一緒に食事する仲だそうで、「奥様に優しい。とっても大事にしている。いつも『ありがとう』っておっしゃる。とてもステキ。見習わなきゃな、と思います」と明かすと、藤は照れくさそうな表情になっていた。
一方の藤は「改めて分かったことがある。私のとこも結婚50年。親子関係は誰が何をしても消えない。夫婦っていうのは50年、連れ添っても紙1枚で赤の他人になれちゃう」と夫婦という関係についてトーク。「それを考えたときにゾッとしました。夫婦という絆は堅固なようで大変、脆弱なんだな、と思うようになりました」と笑わせた。
フォトセッションでは劇中でチビだったネコのりんごも登場。藤に抱っこされたりんごに、会場からは「かわいい〜」という声が聞こえ、倍賞を筆頭にキャスト陣も愛でていた。
舞台あいさつには市川実日子、西田尚美、小市慢太郎、小林聖太郎監督も参加した。
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2019/05/10