声優の小野賢章、宮野真守、悠木碧が9日、都内で行われた映画『スパイダーマン：スパイダーバース』公開記念舞台あいさつに出席した。

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　日本版吹替えを担当した3人は「マーベルが好きで、中でもスパイダーマンが大好きなので、この場にいるのが不思議な気持ち。『マーベル作品に参加したい』とずっと言い続けていた、その夢がすばらしい形で実現できた」（小野）、「僕でいいのかとドキドキしながら、台本を見たら、みんなが思っているかっこいいスパイダーマンじゃなくて、うだつのあがらないおじさんスパイダーマンだった」（宮野）、「（演じたグウェンは）かっこいいし、マーベル作品に女性のヒーローが少ないのでものすごくうれしかった」（悠木）と語った。

　担当した役との共通点の話題になると、宮野は「おじさんな所」を挙げ、「今まで若い役を演じることが多かったので、自分の年齢に近い役というのはプレッシャーでしたし、最初はどうやって演じようかなと色々考えたんですけど、ちょっとぐうたらなところがあるスパイダーマンということで、『僕がぐうたらしたらこんな感じなんだろうな』って、自分から引き出されるものが多くありましたね」と明かした。

　小野から「ぐうたらしているのが想像できない。どうやって普段ぐうたらするんですか？」と聞かれた宮野は、ゴロ寝風に横たわり、家でのぐうたらぶりを実演。「この辺にポップコーンとかピザとかあったりして…」と解説しつつ、片足を立ててポーズを決めると、悠木から思わず「足なげー」の声が漏れた。小野も「（体の）7割足ですよ」と続き、悠木がさらに「すごい！（ポーズが）三角定規みたいでしたよ！」と驚くと、会場から拍手が沸き起こっていた。

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