NHKで放送中の大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)で、第14回(4月7日放送)以降に登場するキャストが5日、発表された。新キャストの一人、柄本佑は、自身が演じる「増野」という役について、「皆さん一人ひとりが濃厚トンコツラーメンみたいな、味が濃い中、僕が演じる増野はわりとあっさり醤油な役です」と、ラーメンの味にたとえて表現。柄本の妻で女優の安藤サクラがインスタントラーメンを開発する朝ドラ『まんぷく』に出演中ということもあって、笑いが起きていた。 柄本が演じる増野は「苗字だけ」のキャラクター。ストックホルムオリンピクに出場した金栗四三(中村勘九郎)や三島弥彦(生田斗真)に影響を受けた三島家の女中・シマ(杉咲花)は、女子スポーツの普及に没頭することに。そんなシマとひょんなことから見合いし、結婚する増野。「結婚後も仕事を続けたい」というシマの意思を尊重し、温かく見守っていくよくできた夫だ。「個性的なキャラばかりの中、普通のタイプの男性だと思います。すごく個性のある方々の中にあっさり立てたらいいな。お祭り騒ぎみたいな大河ドラマに参加できてうれしく思います」と、話していた。