女優・篠原涼子主演で、娘役で芳根京子が共演する映画『今日も嫌がらせ弁当』の公開が6月に決定した。さらにティザービジュアルと特報映像が20日、解禁になった。

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　原作はブログ発の同名のエッセイ。お弁当に込められる母からの愛情あふれるメッセージが描かれている。監督・脚本は『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』（08年）でメガホンを取り、ドラマ『ドラゴン桜』や『特命係長 只野仁』などの演出を手がけた塚本連平氏。主人公のシングルマザー・持丸かおりを篠原、娘の双葉に芳根。そのほかのキャストでは、かおりのブログ愛読者で一児の父親・信介を佐藤隆太、双葉の姉・若葉を松井玲奈、双葉が密かに想いを寄せる同級生の達雄を劇団EXILEの佐藤寛太が演じる。

　物語の舞台は八丈島。「大人になったらお母さんと一緒にレストランをやる」と話していた双葉は現在、反抗期。生意気な態度で何を聞いても返事すらしない。かおりは双葉が嫌がる“キャラ弁”を作り続けて逆襲を試みるが、会話のない娘への大切なメッセージに変わっていく。高校生活3年間の最後を飾る弁当には、かおりの想いがすべて込められる、母と娘の感動ストーリー。

　特報映像の冒頭、「あなたがそういう嫌な態度をとるなら、私もあなたが嫌がることをします」と“宣戦布告”をするかおり。「木工用ボンド」「貞子」、お説教のメッセージまで入ったお弁当を見て「ウザ、ウザ、ウザ…」と繰り返す双葉。不器用な母と娘だが、映像の終盤ではかおりが「愛してるよ！」と叫ぶ。そして最後には雨の中、倒れ込むかおりの姿に「お母さん！」と号泣しながら呼んだ双葉の声が。母の愛、娘の少しずつ変わっていく気持ちに、感動の物語を予感させる映像になっている。

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