テレビ朝日系で「season17」が放送中のドラマ『相棒』の動画配信が初めて開始される。これまで、最新話の本放送と、平日午後の再放送、あるいはDVD＆Blu-rayのパッケージでしか観ることができなかった『相棒』の過去作品。21日正午から「テレ朝動画」、「AbemaTV」、「ビデオパス」の３つのプラットフォームで。

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　今回、配信させるのは、シーズン１、８、11、14の4つのシーズン、全70話。これは、水谷豊演じる主人公・杉下右京とタッグを組む4人の歴代相棒が、それぞれ登場する最初のシーズン。寺脇康文演じる亀山薫、及川光博演じる神戸尊、成宮寛貴演じる甲斐享、そして反町隆史演じる冠城亘。彼らがいかにして特命係とかかわり、相棒として右京と絆を深めていったのか。配信される4つのシーズンをおさえておけば、シリーズの歴史を一気に振り返ることができる。

■シーズン１（2002年10月9日〜02年12月25日放送、全12話）

　『土曜ワイド劇場』で３回放送された“プレシーズン”を経て、連続ドラマとしてスタートした最初のシーズン。初代相棒・亀山薫は、プレシーズンでの出来事を経て、特命係に籍を置いた状態で物語がスタート。ただし、薫は当初、手柄を立てて捜査一課に戻りたいというスタンス。右京との考え方の違いは明確だったが、さまざまな事件の捜査を通じて次第に絆を深めていく。『相棒』シリーズを語る上で絶対に外せない、原点とも言えるシーズン。

■シーズン８（09年10月14日〜2010年3月10日放送、全19話）

シーズン７中盤で薫が特命係を“卒業”し、空白になっていた右京の相棒のポジション。シーズン7の最終回で初登場した神戸尊が、いよいよこのシーズン８から本格的に右京の相棒として機能するようになる。とはいえ、このときの尊は、上層部から「杉下右京は組織に必要か見極める」という密命を受け、いわばスパイとして特命係に異動してきた経緯が。史上初めて “相棒”が交代するという、その後の歴史に連なる重要な分岐点となったシーズン。

■シーズン11（12年10月10日〜13年3月20日放送、全19話）

シーズン10の最終話で警察庁に異動することになった尊が特命係を去り、再び空白になった相棒のポジション。3代目となる甲斐享は、右京がスカウトするという意外な形で相棒の座に就くことになる。シーズン11の第1話「聖域」では、右京と享の偶然の出会いから、享が特命係に異動してくるまでのいきさつが描かれている。常に挑戦を続ける相棒らしさを踏襲しつつ、シリーズを新たな世界に突入させた記念すべきシーズン。

■シーズン14（15年10月14日〜16年3月16日放送、全20話）

享が罰を逃れた犯罪者に私刑を下していたことが明らかになり、逮捕というかたちで特命係を去る意外すぎる展開が話題を呼んだシーズン13最終話。その衝撃もさめやらぬ中、シーズン14第１話では、人事交流という名目で法務省のキャリア官僚・冠城亘が特命係に出向してくる。これまでの相棒とはまったく違う経緯で特命係に来た亘。微妙な距離感だった右京と亘が、いかに絆を育んでいったのか。『相棒』の今へと続く、絶対に見逃せないシーズン。

■配信情報
・テレ朝動画（個別課金配信）：2018年12月21日　正午〜
https://www.tv-asahi.co.jp/douga/f/aibou_sp/

・AbemaTV（見放題配信＆リニア配信）：12月21日　正午〜「Abemaビデオ」にて
※リニア編成は年始元日から随時スタート予定。
「相棒チャンネル」にて配信予定
1月1日　後2：00〜
1月4日〜６日　前10：30〜
1月12日〜14日　前10：30〜
https://abema.tv/channels/aibo/slots/B734FPDcFtZFQb

・ビデオパス（見放題配信）：2018年12月21日　正午〜
http://kddi-l.jp/98F