女優の長澤まさみ（30）が2日、都内で行われた映画『50回目のファーストキス』公開記念舞台あいさつに出席した。

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　理想のキスシチュエーションの話題となり、福田雄一監督（49）やムロツヨシ（42）、佐藤二朗（49）らは長澤の回答に興味津々。視線を浴びた長澤は「特にないです…」と困惑するも、ムロは「じゃあ選択制にしよ。唐突キスか、この人私にキスしようとしてるな〜か」と前のめり。長澤が「じゃ、唐突」と答えると、大盛り上がりとなった。

　これにとどまらずムロは「間とかないやつ。なんか夜景とか花火とか見てて会話ない上に急に…」と隣にいた太賀（25）を相手に実演。しかし、長澤は「そういう感じじゃなくてさりげなく唐突がいい」と指摘。「スムーズなほうがいい」という長澤に、ムロは「スムーズに唐突ってどういうこと？」と食い下がり、長澤が「衝撃じゃなくて、『ねぇねぇ』みたいに振り返った瞬間にするみたいなのがいい」と乙女心をのぞかせると、男性キャストをさらに沸かせた。

　劇中で何度も長澤とのキスシーンに臨んだ山田孝之（34）は「いわゆる理想のキスをハワイでいっぱいやった。総合的なことになっちゃうけど、博物館」とお気に入りシーンを明かし、劇中でキス後に「ファーストキスって最高」と耳元でつぶやく長澤のせりふをムロ相手に再現。ムロを「言われててみてえ！」ともだえさせていた。

　1ヶ月間のハワイロケでは、ムロがプールサイドでスタッフと飲んでいた際に「まさみちゃんが水着の上に大きめの白いTシャツ着ていたの！」と鼻息荒く紹介。しかもその後、Tシャツのままプールに入ったことを振り返り「プールから出たときは、男子が一番好きな女子の姿になった。いい酒でした」とかみしめ、山田も「確かにそれはいい思い出でした」と同意。当の長澤は「スタッフTシャツをもらってうれしかったので…」とあきれ顔だった。

　ハワイを舞台にした同作は、1日で記憶が消えてしまう女性と彼女を愛した元プレイボーイの純愛を描いたロマンスムービー。このほか、山崎紘菜（24）も登壇した。

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