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秋元康プロデュース劇団所属の安倍乙、『おっさんずラブ』に林遣都の妹役で出演

 “この春いちばんピュアな(おっさん同士の)恋愛ドラマ”、テレビ朝日系『おっさんずラブ』(毎週土曜 後11:15〜深0:05)の第6話に秋元康氏がプロデュースする「劇団4ドル50セント」に所属する安倍乙(18)が出演する。収録後に安倍はORICON NEWSのインタビューに応じた。

テレビ朝日系『おっさんずラブ』に林遣都の妹役で出演する安倍乙 (C)ORICON NewS inc.

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林遣都の妹を好演 三角関係の“推しメン”は部長で「一途で情熱的」
 同ドラマは、女好きだけどモテない33歳の主人公・春田創一(田中圭)を巡り、ピュアすぎる乙女心を隠し持つ上司の部長・黒澤武蔵吉田鋼太郎)と、春田と同居しているドSな後輩・牧凌太(林遣都)の三角関係を軸にストーリーが展開。安倍は牧の妹役を務め、牧の実家でのシーンに参加した。

 安倍は「今まで『おっさんずラブ』を見ていてファンだったので出演することを聞いたときは、すごくうれしかったです。しかも、こんなにせりふがあるとは思ってなかった。共演者の方も和やかな雰囲気で迎えてくれたので、落ち着いて演技できました」と喜びを噛み締めた。

 収録では田中がアドリブを連発。安倍も臆することなく、食らいついた。「アドリブを入れてくれたことで、すごくやりやすくなりました」と笑顔を見せつつ、田中については「自然なアドリブをしていて、すごい役者さんだなって思いました」と驚きの表情。林演じる牧の妹役を演じたことについては「実は私のお母さんが林遣都さんの大ファンなんです。そのことを知らせたら、お母さんが自分よりも喜んでいました(笑)」とにっこり。春田が公言する“ロリで巨乳”という好みにぴったり当てはまるという設定で「牧の家族はちょっと天然な雰囲気があって、私も少し抜けてる妹を演てみました」と役柄を説明した。

 安倍自身も同ドラマのファンと公言する。「やっぱりドラマって男女の恋愛が多いじゃないですか。今回は男性同士の恋愛。春田、牧、部長の三角関係が面白いですよね。見ててハラハラするし、部長が春田を『はるたん』っていうのもキュンってしますよね。今までに見たことない作品で、すごく新鮮で毎回、欠かせないです」と熱く語った。また、春田、牧、部長と三者三様の男性が出演するが、安倍の“推しメン”は部長だそう。「一途で情熱的。愛情表現も大胆だったりする。もし、自分がされたら、グッと来ますね」と照れ笑いした。

■「劇団4ドル50セント」入団まで重ねた苦労 着実にスキルアップ

 現在、所属する「劇団4ドル50セント」は約5000人の応募からオーディションで選ばれた16歳から27歳までの女性20人、男性8人、計28人で構成されている。公式サイトの紹介ページで安倍は同劇団以外の様々なオーデションに参加しては何度も落ちたが、諦めることなく受け続けたと明かしている。「8回ぐらい落ちました。最終までは行ったこともあるんですが、そこで落ちてしまいましたね」。

 くじけず受け続け、ようやく同劇団で夢への切符をつかんだ。「合格したときは本当にうれしかったですね。すごく驚きました」。一方で「なんで私という気持ちもありました」と自信がなかったとも。最終オーデションで、指名された人がダンスを披露するいう試験ではうまく踊れなかったという。「ダンスがすごく苦手なんです。今だから言えますけど、すごくひどいデキでした。それで『落ちた〜』って思ったんです。でも結果を聞いたら『あれ、受かってる』ってみたいな感じでした」と今だから言える当時の心境を包み隠さず語った。

 合格後は研鑽(さん)を積み続ける。2月には旗揚げ本公演『新しき国』も上演。苦手な分野も克服しつつある。「ダンスも一番最初に比べれば、ほんの少しぐらいは(レベルが)上がっているのかな(笑)。でも、私以外のメンバーはうまい。覚えが悪いので、これからも頑張っていきたいですね」と向上心を見せる。続けて「もっと個人の知名度を上げないといけない。それで劇団に所属しているのを知ってもらって、ファンをたくさん作っていきたいですね」と劇団での目標を口にした。

■目標の存在は黒木華 役者を目指したのは「お姉ちゃんに憧れて」

 芸能界を志したきっかけについて聞くと「6歳上のお姉ちゃんが大阪芸術大学の舞台芸術学科に通っていたんです。お姉ちゃんが出演している舞台を見ているうちに自分も憧れを持つようになりました。そこから映画や舞台をたくさん見るようになりました」と明かした。目標とする存在は女優の黒木華という。「『リップヴァンウィンクルの花嫁』という作品で、黒木華さんを知って大好きになりました。朝ドラに出たり、『ソロモンの偽証』で先生役をやったり、作品によって全然、顔が違う。すごいなと思って憧れています」と話し「いつか朝ドラにも出てみたいですね」と目を輝かせた。

 注目度が高まる一方の『おっさんずラブ』出演で、安倍がフォーカスされれば夢にも一歩近づくはず。「知名度が高いドラマに出演できるのは、うれしいです」と感慨たっぷりで、見どころについて「家族の温かさ。私が出演するシーンはコメディチックなので楽しめると思います。個人的には、映像演技でこんなにせりふをもらったのは初めてなので頑張りました。そこを見てほしいですね」と視聴者に呼びかけた。

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