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【日本アカデミー新人俳優賞】竹内涼真、自身の強みは「素直に演じること」

 3月2日に授賞式が行われる日本映画の祭典『第41回日本アカデミー賞』。ORICON NEWSでは、新人俳優賞を受賞した期待の若手俳優4名にインタビューを敢行。第2回目は、NHKの連続テレビ小説『ひよっこ』や日本テレビ系『過保護のカホコ』、TBS系『陸王』と連続ドラマで活躍し、ORICON NEWSによる『2017 ブレイク俳優ランキング』で1位に輝いた竹内涼真(24)に、新人俳優賞受賞の喜びや昨年の活躍について語ってもらった。

『第41回日本アカデミー賞』新人俳優賞を受賞した竹内涼真 (C)ORICON NewS inc.

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 新人俳優賞は、映画『帝一の國』での演技が評価されて受賞した。「この仕事をやっているからにはいただきたいと思っていた賞だったので、心からうれしかったです」と喜び、主演の菅田将暉(25)をはじめ、同世代俳優と切磋琢磨した撮影の日々を「みんながお互いに尊敬しあっている現場はとても刺激的でした。撮影が終わった今でもみんな仲がいいし、公開まで作品が盛り上がっていく感覚はとてもいい経験になりました」と振り返る。

 現在までの活躍ぶりで竹内を取り巻く環境も大きく変化したと思うが、「基本的なモチベーションは、この仕事を始めてからずっと変わっていないです」と冷静に受け止め、「作品と周りのスタッフ、キャストの方々に恵まれて、いい現場をわたることができました。僕はまだこの仕事を始めて5年ぐらいしか経っていないので、注目していただけたことが早いのか遅いのかはわからないのですが、しっかりと自分の気持ちが作品に乗っているかが重要だと思っています」と、上を目指す気持ちは変わらない。

 日本アカデミー賞で優秀助演男優賞を受賞した役所広司と共演した『陸王』では、陸上競技部員役で本格的な走りも話題を集めた。

 「『陸王』が放送されているときは、どこに行っても『見ているよ』と言ってもらえて、チームで頑張った作品を見ていただけるのがうれしかった。主演の役所さんはとても優しくて、学ぶことが多かったです。台本でイメージして現場に入っても、役所さんと一緒に演技すると自然にいろんな感情が沸いてくることもあって、引っ張っていただきました。だからこそ、走るシーンも全力で伝えないといけないと思いました」。

 今年も少女漫画を原作にした『センセイ君主』(2018年公開)で恋愛映画初主演を務めるなど、昨年とはまた違う一面が見られそう。

 「今までやったことのない役柄なので、また新しい自分の表現に挑戦できると思っています。観てくださる方に、こういう幅もあるんだって思ってもらえるよう、毎回現場は勝負ですね。僕の強みは“素直”に演じることだと思っています。走っているふり、泣いているふりではなくて、そこに自分の気持ちやいろんなものを詰め込まないと見てくださる方の気持ちも動かないと思うので、これからも自分の得意なことは伸ばして、引き出しを増やしていきたいです」。

■『第41回日本アカデミー賞』(http://www.japan-academy-prize.jp/index.php)
2017年の1年間に日本で公開された映画の優秀作品を表彰する。授賞式は3月2日に開催され、その模様は日本テレビ系で後9:00〜放送。新人俳優賞は中条あやみ(『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』)、浜辺美波(『君の膵臓をたべたい』)、北村匠海(『君の膵臓をたべたい』)、竹内涼真(『帝一の國』)が受賞した。

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  • 『第41回日本アカデミー賞』新人俳優賞を受賞した竹内涼真 (C)ORICON NewS inc.
  • 受賞の喜びを語った (C)ORICON NewS inc.

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