ヒュー・ジャックマンが主演するミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』（16日公開）の特別映像が6日、解禁された。高校生の頃から放送作家として活躍し、トップアイドルたちの総合プロデュースを数多く手掛けてきた秋元康氏が、“元祖”ショーマンといえる伝説の興行師P.T.バーナムの半生を描く同作を絶賛する姿を収めている。

　バーナム氏は、芝居や音楽が上流階級の人たちだけのものとみなされていた時代に、大衆的な方法で一般市民に娯楽をもたらしたプロデューサーであり、起業家の先駆者だった。

　美空ひばりさんの「川の流れのように」を作詞するなど作詞家として手がけたシングルの総売り上げは1億枚超え、人気アイドルAKB48グループと、乃木坂46・欅坂46の総合プロデューサーも務める“日本のショーマン”秋元氏は、同作を「アイディアがたくさん散りばめられているので、音楽だったりダンスにサプライズがいっぱい。間違いなく大ヒットするでしょうね！」と絶賛。

　人間関係や家族愛もしっかり描かれているといい、「バーナムがアイディアを思いついたところから始まって、最後に観客がショーを観て感動するまで、一つ一つのドミノが倒れて感動を呼んでいく様子が映画全体から伝わってきて、観ている僕もとても感動しました」とコメント。

　さらに、「エンターテイメントというのは、驚きだと思うんです。つまり観たことのないもの、予想を超えたものがすごく大事だと思う。誰もやったことが無いことにワクワクしないとダメ。誰もやったことが無いからできないんじゃなくて、誰もやったことが無いからできるかも知れないと思わないと！　自分がやってみたいと思うことは正解なんだ」と語った。

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