俳優の斎藤工が「齊藤工」名義で長編監督デビューを果たし、高橋一生が主演する映画『blank13』（2018年2月3日公開）の予告編が26日、解禁された。

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　同作は、放送作家・はしもとこうじ氏の実話を基に、13年前に突然失踪した父が余命3ヶ月で見つかったことから始まるある家族の物語を描く。主人公・コウジを高橋が演じ、彼女役に松岡茉優、失踪した父親役にリリー・フランキー、母親役で神野三鈴、斎藤も兄役で出演。音楽監督は金子ノブアキ、スチール撮影はレスリー・キーが務め、製作には福山雅治も名を連ねている。

　『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭』にて最優秀作品賞にあたる、ゆうばりファンタランド大賞、『第20回上海国際映画祭』アジア新人賞部門では、日本人俳優として初となる最優秀監督賞を受賞。東京・シネマート新宿での限定公開を予定していたが、全国各地から上映リクエストが多数寄せられ、2月24日より全国順次公開も決定した（※上映劇場は公式サイトにて11月下旬より順次発表予定）。

　解禁された予告は板谷由夏のナレーションから始まり、家族の歴史がひも解かれていくなか、コウジが13年ぶりに父と病院で対峙するシーンが描かれる。後半では、これからしめやかに営まれるであろう感動的な葬儀のシーン、と思いきや一変。葬儀に集まった父と親交のあった個性的な面々が登場し、アドリブ全開の予測不能な展開に転じていく。

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