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本田翼、綾瀬はるかと坂口健太郎を取り合い 『今夜、ロマンス劇場で』追加キャスト発表

 女優の綾瀬はるかと、俳優の坂口健太郎が共演する映画『今夜、ロマンス劇場で』(武内英樹監督 2018年2月公開)の追加キャストが16日、発表された。モノクロ映画のヒロイン(綾瀬)と、現実世界に生きる青年(坂口)のラブストーリーで、青年に密かに思いを寄せ三角関係を繰り広げる映画会社の社長令嬢役で本田翼が出演する。

『今夜、ロマンス劇場で』に出演する(左上から)本田翼、北村一輝(左下から)中尾明慶、石橋杏奈、柄本明、加藤剛 (C)2018「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会

『今夜、ロマンス劇場で』に出演する(左上から)本田翼、北村一輝(左下から)中尾明慶、石橋杏奈、柄本明、加藤剛 (C)2018「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会

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 完全オリジナル作品である同作は、映画監督を夢見る青年・健司(坂口)の前に一人の女性が現れるところから始まる。その女性の正体は、彼が長年憧れ続けた、スクリーンの中のお姫様・美雪(綾瀬)だった。色の無い世界・モノクロ映画の中から現れた彼女は、色のある現実世界を体験していく。“逢いたい”という気持ちが奇跡を起こし、出会うはずのなかった2人は次第に引かれ合っていくが、美雪にはある秘密があった。

 社長令嬢・成瀬塔子を演じる本田は、役柄や時代背景が経験したことのない設定だったと振り返り、「自分にとっては全て新たな挑戦の作品でしたが、監督から細やかなアドバイスをいただき撮影に臨むことができました」とコメント。60年代が舞台の同作では「クラシカルで上品な衣装が多く、身につけるだけで作品の世界に自然に入りこめたと思います」と話し、綾瀬とのファッション共演にも期待がかかる。

 また、撮影所の看板作品をいくつも抱える大スター・俊藤龍之介役で『テルマエ・ロマエ』シリーズ以来の武内監督作品となる北村一輝が出演。「まず台本を読んで泣きました。年代問わず楽しめる、王道のラブストーリーです。私は『蒲田行進曲』の銀ちゃんのような役どころで監督のアイディアでインパクトのある俊藤龍之介に仕上がっています」と手応えをにじませた。

 このほか、健司と同じく映画監督を志す、良きライバルであり友人でもある山中伸太郎役に中尾明慶、牧野の通いつめる映画館“ロマンス劇場”の支配人・本多正役には柄本明、物語のカギを握る役どころとして石橋杏奈加藤剛が出演する。

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