北野武(70)が25日、都内で行われた監督作『アウトレイジ 最終章』(10月7日公開)ジャパンプレミアに出席。裏社会の男たちの抗争を描き人気を集めた『アウトレイジ』シリーズ5年ぶりの新作にして、“最終章”とうたっている同作について「長続きさせようと思えばできたのですが、一回締めで」と宣言した。 北野監督は「深作(欣二)さんの『仁義なき戦い』シリーズみたいになってしまうので、1度死んだ人がまた出てくるわけにはいかない」と“最終章”の理由を説明。「あと、ヨーロッパ行くと『たけしはバイオレンス映画に最近興味はないのか?』って言われる。興味はあるけれど次は純愛映画を撮るって(言っている)。小説を書いたらまぐれで当たってしまって、いいところにいっている」とうれしそうで、「失敗すると思うので、またバイオレンス映画に戻ろうと画策している」とにやりと笑った。
2017/09/25