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水田航生、時代劇主演に初挑戦 山本周五郎原作『失蝶記』映像化

 俳優の水田航生が、BSジャパンで放送中の『山本周五郎時代劇 武士の魂』(毎月前半火曜 後8:00〜8:54)の第12話(9月12日放送)で、時代劇初主演を務めることがわかった。山本周五郎没後50年の今年、改めて「日本人とは何か?」を問い詰めた「武家モノ」に焦点をあて、映像化(1話完結)。4月からはじまり、最終話となる第12話は短編『失蝶記(しつちょうき)』を原作に、幕末という時勢の複雑さが生んだ悲劇を描く。

『山本周五郎時代劇 武士の魂』第12話(9月12日放送)「失蝶記」で主演を務める水田航生(C)BSジャパン

『山本周五郎時代劇 武士の魂』第12話(9月12日放送)「失蝶記」で主演を務める水田航生(C)BSジャパン

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 2005年、約5000人の応募者の中から『第1回アミューズ王子様オーディション』のグランプリを受賞し、芸能活動をはじめた水田は、ミュージカル『テニスの王子様』(09、10年)で頭角を現し、以降、舞台やドラマ、CM、映画など幅広く活動中。

 しかし、本格時代劇は今回が初めてで、1ヶ月におよぶ殺陣稽古に取り組み、立ち回りだけでなく、武士の矜持をも自身にたたきこむ勢いで撮影に挑んだ。水田は「初の時代劇主演ドラマ、という事もあり自分では覚悟を持ってこの役を演じました。その覚悟は武士として生きた谷川の覚悟にも反映させていきたいと強く感じて臨みました」と、振り返る。

 水田が演じるのは、青年藩士・谷川主計(たにがわ・かずえ)。親友の婚約者に横恋慕し、恋の恨みで親友を闇討ちにした…と噂された事件の意外な真相とは? 若い武士のプライド、友情、そして移り行く時代の流れへの葛藤を色濃く演じた。

 「キャストスタッフさん全員の熱い想いで武士の終焉の時代を創れたと思います。幕末の細やかな時代背景など改めて勉強する機会にもなりました。人間が何かを失ってでも必死に存在価値を見出しそれぞれの信念のために生きようとする武士の魂は純粋に今を生きる僕たちの心を打つと思います。今を生きる人たちの心に必ず響くと確信しています。自分の中で何かが変わる、開けるキッカケになると思います」と、自信をにじませている。

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