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『銀魂』小栗旬と堂本剛メイキング映像公開「監督の無茶ブリに応えることが大変」

 小栗旬主演、空知英秋氏の人気漫画を実写化する映画『銀魂』(7月14日公開)より、坂田銀時役の小栗、高杉晋助役の堂本剛福田雄一監督が登場するオフショットが6日、ORICON NEWSに到着した。

激しい戦いに血のりをまとう小栗旬(C)空知英秋/集英社(C)2017「銀魂」製作委員会

激しい戦いに血のりをまとう小栗旬(C)空知英秋/集英社(C)2017「銀魂」製作委員会

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 小栗が演じる坂田銀時は、便利屋“万事屋銀ちゃん”を営むぐうたら侍だが、かつては江戸を征服しようとする天人(あまんと)相手に攘夷戦争で死闘を繰り広げた男。一方、堂本演じる高杉晋助は、銀時とは幼なじみであり、攘夷戦争時代の盟友。だが今では、攘夷過激派武装集団“鬼兵隊”の頭領として、銀時に敵対する存在となっていた。

 そんな二人の撮影が行われたのは、撮影も大詰めに差し掛かり、小栗のクランクアップを翌日に控えた昨年9月1日。銀時と高杉が一対一で激しいアクションを交えながら戦う、迫力あるクライマックスシーンだ。

 小栗と堂本は、2000年に放送されたTBS系ドラマ『Summer Snow』以来、今回が久々の共演。激しい殺陣が連続する場面だけに、現場では二人でリハーサルを重ね、話し合いながら動きの確認をする場面も。福田監督は、出来上がった殺陣について「“踊りのような”殺陣」と評しているが、演じた小栗は「回転が多いのでどこか踊り的な感じにも見えるかも。そこは手こずりました」とコメント。「思いっきりぶつけてくださいと言われつつも相手が怪我してしまったら大変ですので、そのバランスがいつも難しいなと思います」と、堂本を気遣いながら殺陣に臨んだことを明かした。

 一方の堂本は、10代以来21年ぶりとなる殺陣について、「応援してくれている方はご存じだと思うのですが」と前置きしながら、「膝に爆弾を抱えている中で、『殺陣をやってほしい』と“メガネをかけた太った人”(福田雄一監督)が言うものですから大変でしたね」と、万全ではない中でも全力を尽くしたことを告白。これまでに何度もタッグを組んできた監督相手ならではの、笑いを含んだ感想を語った。

 高杉役を演じることについては、「僕は関西弁ですし、クールでキザみたいなものが日常にまったくない奈良の人間なので」と、演じることへの違和感を明かした堂本。それだけに、「役との距離感やギャップ、違和感みたいなものをプラスの力に変えるためにはどうすればいいのか」を監督と相談したという。さらに今回は、クールな役柄や久々の殺陣だけではなく、「弾いたことはなかった」という三味線にも挑戦。ここでも「監督からのいろいろな無茶ブリに応えることが大変」と言いつつ、オフショットでは気心の知れた同士ならではの笑顔を見せていた。

 こうして、佐藤二朗菜々緒らキャストが見守るなか、小栗と堂本による殺陣シーンは撮影完了。これまでにないものを模索していた福田監督に、小栗自身が提案したというアクションチームによる演出は、激しさはもとより、新鮮味も抜群。ギャグや笑いの多い『銀魂』だが、シリアスで熱い二人の男たちの戦いを経て、どんなクライマックスを迎えるのか。完成版を楽しみに待ちたい。

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関連写真

  • 激しい戦いに血のりをまとう小栗旬(C)空知英秋/集英社(C)2017「銀魂」製作委員会
  • 小栗旬、オフショットでは笑顔(C)空知英秋/集英社(C)2017「銀魂」製作委員会
  • 高杉晋助(堂本剛)の子ども時代(C)空知英秋/集英社(C)2017「銀魂」製作委員会

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