女優・石田ひかり(45)が14年ぶりの主演作となる東海テレビ・フジテレビ系『屋根裏の恋人』(毎週土曜 後11:40)が4日よりスタートする。劇中では家庭崩壊へと転落していくセレブ妻を演じる石田だが、私生活では「私は本当に旦那さんに恵まれた」と感謝の言葉を口にする。このほどORICON NEWSのインタビューに応じた石田は、そんな彼女を支える家族の絆や、同じく女優として活躍し続ける姉・ゆり子(48)への想いについて語ってくれた。
■14年ぶりドラマ主演を決意「みんなが頑張れば乗り切れる」
ドラマは海外で実際にあった事件をモチーフに、石田演じる誰もがうらやむ幸せな家庭を持つ主人公・西條衣香が鎌倉の洋館に引っ越してきたところから物語が幕を開ける。突然、衣香の元恋人の瀬野(今井翼)が衣香の前に現れ、洋館の屋根裏部屋に住み着いたことをきっかけに、家族が抱える秘密が明らかになり、運命の歯車が狂いだす…というラブサスペンスだ。
「私も14年ぶりの主演と聞いてそんなに時間が経っていたことに驚きました。子育てが一段落…とは全然いっていないのですが(笑)、2人の娘も中学生になって、みんなが頑張れば乗り切れるかなという気持ちでした」と軽やかに笑う。しかし、主演女優と母親という二足のわらじは決してたやすいことではない。自身のインスタグラムに並ぶ鮮やかなお弁当は、朝の4時に起床して多いときには夫と娘たちの朝食と夕食を一緒に作ってから撮影に来るという。
夫の訓覇圭氏はNHK『あまちゃん』『トットてれび』などを手掛けた人気ドラマプロデューサー。「夫が作品に入っていない時は、早めに帰ってもらっています。たまにお皿が洗ってあったり、洗濯物をたたんでくれていたり。娘のことを考えると、居てくれるだけで安心しますね。娘たちも難しいお年頃ですが、メモにやっておいてほしいことを書いて出ていくとやってくれます」と家族のサポート体制は出来上がっている。
夫については精神面で支えられることも多い。「できるだけポジティブでいようと心がけていますが、自分のことよりも子どものことでなにかあるとダメージは大きいし引きずります。そういうときは旦那さんに相談したりしますね。私は本当に旦那さんに恵まれた。この先なにがあるかわかりませんが、それでもいてくれてよかったなと思います」。
■姉・ゆり子は“戦友” 知られざる努力に脱帽
彼女の大切な“家族”はもうひとり。同じく女優として活躍しているゆり子だ。昨年は大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』に出演し、アラフィフとは思えない可憐さが話題を呼んだ。小さい頃から同じ習い事を習い、デビュー時もほぼ同時期だった姉は、別々の道を歩みながらもともに、芸能界を懸け抜けてきた「戦友みたいなもの」なのだという。
「同じ親から生まれて20年一緒に育って、家を出て自由を得たのは姉が23歳、私が20歳の時でした。同じマンションで別々の部屋でひとり暮らしをしたんです。そこから私は結婚して出産して今に至るのですが、姉は仕事を頑張って、日々を楽しんで自由を謳歌している。その時間があることがうらやましいときも正直あります。でもそれは姉が頑張った結果得たものだから。本当に立派です」と身内であれど敬意を表する。
「いつ電話しても『これからエステ』『これからピラティス』と言って電話を切られるんですよ(笑)。本当に優雅。立派&優雅ですね。あの人はずっと綺麗じゃないですか。それはものすごい努力をしているから。食べることはもちろん、本を読んだり、いろんな劇場でたくさんのものを吸収したり。もちろんストイックにやるのではなくそれが彼女にとって自然な形なんだと思います。あれだけ綺麗でいられるのは納得だという生活をしています」。
姉妹だからこそ知る努力を称えながらも「怒ると怖いから、モメたくない!(笑)」と首を振っておどけてみせる。「姉の仕事をうれしく思って見てますし、いつまでも仲良しでいたい。ここ数年で、ようやくいたわりあう関係になりました」。姉妹の絆は想像以上に強く固いようだ。
■「いろんな母親像を」憧れはキョンキョン?
改めて、14年ぶりに満を持して主演女優にカムバックした心境を聞くと「あまりプレッシャーないですね。ただ、せりふはきちんと入れていかないとと思います。いただいた役を心を込めて精一杯演じることに専念したいと思います」と気を引き締める。
今後、女優としての活躍がますます期待されるが「最近ではキョンキョン(小泉今日子)がすごくうらやましい!」と意外な名前が飛び出した。小泉が別作品で演じていた母親役に刺激を受けたそうで、「口が悪いお母さんも、昔ではありえなかったけど実際には近いお母さんいたりするのかな。だいぶ、母親像というものも、いろいろ出てきましたよね?」と瞳を輝かせる。
「昔はお母さんというと、エプロンしてお家にいて、みたいなイメージだったけど今はいろんな母親像が描かれている、とってもいい時代になってきました。だからこそ私も、いろんな母親像をやってみたいなと思うんです」。そう楽しそうに語る石田はもちろん“母”であるけれど、やっぱり“女優”なのだなと実感させられた。今回演じる衣香も良妻の仮面をかぶって心の中では毒づき、しかも元カレと危険な関係に陥ってしまう…というなかなかのクセモノ。これまでの清純派のイメージをどこまで覆すのか? 真逆のキャラクターへの期待が高まる。
■14年ぶりドラマ主演を決意「みんなが頑張れば乗り切れる」
ドラマは海外で実際にあった事件をモチーフに、石田演じる誰もがうらやむ幸せな家庭を持つ主人公・西條衣香が鎌倉の洋館に引っ越してきたところから物語が幕を開ける。突然、衣香の元恋人の瀬野(今井翼)が衣香の前に現れ、洋館の屋根裏部屋に住み着いたことをきっかけに、家族が抱える秘密が明らかになり、運命の歯車が狂いだす…というラブサスペンスだ。
「私も14年ぶりの主演と聞いてそんなに時間が経っていたことに驚きました。子育てが一段落…とは全然いっていないのですが(笑)、2人の娘も中学生になって、みんなが頑張れば乗り切れるかなという気持ちでした」と軽やかに笑う。しかし、主演女優と母親という二足のわらじは決してたやすいことではない。自身のインスタグラムに並ぶ鮮やかなお弁当は、朝の4時に起床して多いときには夫と娘たちの朝食と夕食を一緒に作ってから撮影に来るという。
夫の訓覇圭氏はNHK『あまちゃん』『トットてれび』などを手掛けた人気ドラマプロデューサー。「夫が作品に入っていない時は、早めに帰ってもらっています。たまにお皿が洗ってあったり、洗濯物をたたんでくれていたり。娘のことを考えると、居てくれるだけで安心しますね。娘たちも難しいお年頃ですが、メモにやっておいてほしいことを書いて出ていくとやってくれます」と家族のサポート体制は出来上がっている。
夫については精神面で支えられることも多い。「できるだけポジティブでいようと心がけていますが、自分のことよりも子どものことでなにかあるとダメージは大きいし引きずります。そういうときは旦那さんに相談したりしますね。私は本当に旦那さんに恵まれた。この先なにがあるかわかりませんが、それでもいてくれてよかったなと思います」。
■姉・ゆり子は“戦友” 知られざる努力に脱帽
彼女の大切な“家族”はもうひとり。同じく女優として活躍しているゆり子だ。昨年は大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』に出演し、アラフィフとは思えない可憐さが話題を呼んだ。小さい頃から同じ習い事を習い、デビュー時もほぼ同時期だった姉は、別々の道を歩みながらもともに、芸能界を懸け抜けてきた「戦友みたいなもの」なのだという。
「同じ親から生まれて20年一緒に育って、家を出て自由を得たのは姉が23歳、私が20歳の時でした。同じマンションで別々の部屋でひとり暮らしをしたんです。そこから私は結婚して出産して今に至るのですが、姉は仕事を頑張って、日々を楽しんで自由を謳歌している。その時間があることがうらやましいときも正直あります。でもそれは姉が頑張った結果得たものだから。本当に立派です」と身内であれど敬意を表する。
「いつ電話しても『これからエステ』『これからピラティス』と言って電話を切られるんですよ(笑)。本当に優雅。立派&優雅ですね。あの人はずっと綺麗じゃないですか。それはものすごい努力をしているから。食べることはもちろん、本を読んだり、いろんな劇場でたくさんのものを吸収したり。もちろんストイックにやるのではなくそれが彼女にとって自然な形なんだと思います。あれだけ綺麗でいられるのは納得だという生活をしています」。
姉妹だからこそ知る努力を称えながらも「怒ると怖いから、モメたくない!(笑)」と首を振っておどけてみせる。「姉の仕事をうれしく思って見てますし、いつまでも仲良しでいたい。ここ数年で、ようやくいたわりあう関係になりました」。姉妹の絆は想像以上に強く固いようだ。
■「いろんな母親像を」憧れはキョンキョン?
改めて、14年ぶりに満を持して主演女優にカムバックした心境を聞くと「あまりプレッシャーないですね。ただ、せりふはきちんと入れていかないとと思います。いただいた役を心を込めて精一杯演じることに専念したいと思います」と気を引き締める。
今後、女優としての活躍がますます期待されるが「最近ではキョンキョン(小泉今日子)がすごくうらやましい!」と意外な名前が飛び出した。小泉が別作品で演じていた母親役に刺激を受けたそうで、「口が悪いお母さんも、昔ではありえなかったけど実際には近いお母さんいたりするのかな。だいぶ、母親像というものも、いろいろ出てきましたよね?」と瞳を輝かせる。
「昔はお母さんというと、エプロンしてお家にいて、みたいなイメージだったけど今はいろんな母親像が描かれている、とってもいい時代になってきました。だからこそ私も、いろんな母親像をやってみたいなと思うんです」。そう楽しそうに語る石田はもちろん“母”であるけれど、やっぱり“女優”なのだなと実感させられた。今回演じる衣香も良妻の仮面をかぶって心の中では毒づき、しかも元カレと危険な関係に陥ってしまう…というなかなかのクセモノ。これまでの清純派のイメージをどこまで覆すのか? 真逆のキャラクターへの期待が高まる。
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2017/06/03