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村上弘明×剛力彩芽×陣内孝則、トリオ共演みたび 松本清張原作『誤差』

 俳優の村上弘明剛力彩芽陣内孝則が出演するテレビ東京系松本清張没後25年特別企画『誤差』がきょう10日(後9:00〜11:08)に放送される。この3人が清張作品のドラマで共演するのは、2015年3月の『黒い画集―草―』、16年3月の『喪失の儀礼』に続き、3作目。原作は新潮文庫所収の傑作短編集『駅路』の一遍で、半世紀ぶりのテレビドラマ化となる。

5月10日放送、テレビ東京系松本清張没後25年特別企画『誤差』(左から)陣内孝則、村上弘明、剛力彩芽(C)テレビ東京

5月10日放送、テレビ東京系松本清張没後25年特別企画『誤差』(左から)陣内孝則、村上弘明、剛力彩芽(C)テレビ東京

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 主演を務めるのは、山梨県警の刑事・山岡慶一郎役の村上。山岡とコンビを組む後輩刑事・伊崎美里役に剛力、“死体の声に耳を傾ける”法医学教授・立花亮介役に陣内を配役。温泉宿で起きた殺人事件を捜査する山岡と伊崎。立花は、被害者の首に吉川線と呼ばれるひっかき傷を発見するが、その傷に気になる点を見つける。さらに、仲居が一人、姿を消していたのだが、後日、遺体で発見され、事件はさらに混迷していく。

 事件のからくりをひも解くべく捜査を進める3人が、事象をありのままに見つめることの困難さを強烈に突きつけ、死亡推定時刻の“ズレ”が、都合の良い理解可能な結論を導き出す危うさをあぶり出す。人間心理に根差した、まさに予測不能の本格サスペンスが描かれる。

 村上は「松本清張ドラマは3作目となります。さらにより良い作品になるよう正義感にあふれ、組織の駒ではなく、常に自分の思いに則って立ち向かう熱血漢、そして心の奥に熱いものを持った刑事・山岡慶一郎を演じました。 最後に犯人に対する感情が爆発するシーンは必見です」とコメント。

 剛力が「皆、怪しいので本当に惑わされます」と見どころに挙げているとおり、東京の街角で事件のニュースに見入る謎めいた女を松下由樹、旅館に宿泊中に殺害されてしまう妖艶な美女を田中美奈子。繊維会社の総務部長役の小市慢太郎、信用金庫の融資係役の宮川一朗太も登場。怪しい湯治客の一人として細川ふみえ、怪しさでは負けていない旅館の女将役に水沢アキ。さらに、左とん平酒井美紀なども出演する。

 陣内は「無駄なことを嫌う変わり者、法医学教授・立花亮介を、感情の起伏を抑え挑みました。法医学教授と刑事2人が、どのように事件を解明していくのか、今回も面白い作品になりました」と自信をのぞかせていた。

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  • 5月10日放送、テレビ東京系松本清張没後25年特別企画『誤差』(左から)陣内孝則、村上弘明、剛力彩芽(C)テレビ東京
  • 山梨県警の山岡慶一郎(村上弘明)は、部下の伊崎美里(剛力彩芽)と共に現場へ急行する(C)テレビ東京
  • 法医学教授・立花亮介(陣内孝則)は被害者に残された傷に気になる点を見つける(C)テレビ東京
  • 5月10日放送、テレビ東京系松本清張没後25年特別企画『誤差』に主演する村上弘明(C)テレビ東京
  • 5月10日放送、テレビ東京系松本清張没後25年特別企画『誤差』に出演する剛力彩芽(C)テレビ東京
  • 5月10日放送、テレビ東京系松本清張没後25年特別企画『誤差』に出演する陣内孝則(C)テレビ東京
  • 5月10日放送、テレビ東京系松本清張没後25年特別企画『誤差』(C)テレビ東京
  • 5月10日放送、テレビ東京系松本清張没後25年特別企画『誤差』に出演する松下由樹(C)テレビ東京
  • 5月10日放送、テレビ東京系松本清張没後25年特別企画『誤差』に出演する田中美奈子(C)テレビ東京
  • 5月10日放送、テレビ東京系松本清張没後25年特別企画『誤差』に出演する小市慢太郎(C)テレビ東京
  • 5月10日放送、テレビ東京系松本清張没後25年特別企画『誤差』に出演する宮川一朗太(C)テレビ東京
  • 5月10日放送、テレビ東京系松本清張没後25年特別企画『誤差』に出演する細川ふみえ(C)テレビ東京
  • 5月10日放送、テレビ東京系松本清張没後25年特別企画『誤差』に出演する水沢アキ(C)テレビ東京
  • 5月10日放送、テレビ東京系松本清張没後25年特別企画『誤差』に出演する酒井美紀(友情出演)(C)テレビ東京

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