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役所広司、呉弁に苦労「関西弁のようになってしまう」 映画『孤狼の血』

 俳優の役所広司主演で、広島を舞台に警察と暴力団の対立を描いた柚月裕子氏のベストセラー小説を映画化する『孤狼の血』(2018年春公開)。4月17日より広島・呉市でクランクインし、役所をはじめ共演の松坂桃李江口洋介のコメントが到着した。

映画『孤狼の血』に出演する(左から)江口洋介、役所広司、松坂桃李 (C)2018「孤狼の血」製作委員会

映画『孤狼の血』に出演する(左から)江口洋介、役所広司、松坂桃李 (C)2018「孤狼の血」製作委員会

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 物語の舞台は、昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。所轄署に配属となった日岡秀一(松坂)は、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾(役所)とともに、金融会社社員失踪事件の捜査を担当する。常軌を逸した大上の捜査に戸惑う日岡。失踪事件を発端に、対立する暴力団組同士の抗争が激化していく。

 監督は、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌氏。真木よう子石橋蓮司滝藤賢一田口トモロヲらが共演する。

 舞台が広島県呉市ということで、呉弁を勉強した役所は「非常に苦労しています、アクセントが一つズレただけで関西弁のようになってしまう。撮影スタッフさんの中に呉出身の方がいたりするので、確認しながら表現できるように努めています」と苦戦中。この日は呉市にある夜景で有名な灰ヶ峰で撮影が行われ、江口は「呉の街が一望できる非常にすてきな場所。そして、呉に住んでいらっしゃる街の方たちから、毎日応援の声をいただくので、本当に街を上げて映画『孤狼の血』を応援してくださってくれているというのが伝わってきます。絶対にいい映画にします」と力を込めた。

 「毎日勉強の日々です!」と背筋を正した松坂は「今回、役所さん、江口さんという偉大な先輩方と共演できたことは、またとないチャンスなので、吸収できるものをできる限り吸収して、これからもっと学んでいきたいです」と意気込んでいた。

 撮影現場は和やかな雰囲気だったが、いざ本番が始まると空気が一変。ピリッとした緊張感があふれ、キャスト陣含む全員が一丸となり、撮影に臨んでいた。

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