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【第7回 コンフィデンスドラマ賞】「主演男優賞」に草なぎ剛、俳優としての方向性に「確信持てた」

 オリコンのグループ会社・oricon ME発行のエンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催し、有識者と視聴者が共に支持する質の高いドラマを表彰する「第7回 コンフィデンスアワード・ドラマ賞」が17年1月期の結果を発表。「主演男優賞」を、『嘘の戦争』(関西テレビ/フジテレビ系)で、幼いころに家族を殺された恨みを晴らすため復讐に燃える詐欺師・一ノ瀬浩一を好演した、草なぎ剛が受賞した。喜びの声を聞くと、彼にとって今作は俳優として非常に実りのある作品になったという。

『嘘の戦争』(関西テレビ/フジテレビ系)番組ロゴ (C)カンテレ

『嘘の戦争』(関西テレビ/フジテレビ系)番組ロゴ (C)カンテレ

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 事件にかかわった者を次々と騙し陥れながら、怒り、悲しみなど、さまざまな感情を身体の内からギラギラと表現し、自社のドラマ満足度調査「オリコンドラマバリュー」では「主演」の項目で全話20Pt満点を獲得。視聴者からの圧倒的な支持に加え、審査員からも「セリフがない部分の表情も上手く、殺された家族への復讐(殺意)が十分に伝わった」(小杉文彦氏/番組マーケティングプロデューサー)、「詐欺師としてのつかみ所のなさ、ある種の空っぽさを、表情やセリフで巧みに表現しており、改めて俳優としての実力を見せつけた」(三品貴志氏/産経新聞 文化部 記者)などと高評価を集めた。なお、草なぎの受賞コメントは以下の通り。

■主演男優賞:草なぎ剛

 復讐劇だったので、気持ちの高め方など難しいなと感じる部分もありましたが、刺激をくれるキャストのみなさん、『銭の戦争』からの信頼できるスタッフのみなさんと一丸となって作り上げた作品だからこそ、このような賞がいただけたんだと思います。クランクインは、僕自身も初めて訪れたタイのバンコクでした。始めはいつもと違う街の空気感に翻弄されていたんですが、逆にその環境が一ノ瀬浩一という役を築き上げていってくれたように思います。この現場でもそうでしたが、僕はあまりきちんと役作りをしないで挑むタイプなんです。今回の撮影を通して自分の方向性は間違っていないんじゃないかと確信が持てたので、場合によっては怒られてしまうかもしれないけど(笑)、これからも肩肘張らず自信を持って役に取り組んでいきたいと思います。とても嬉しいです、ありがとうございました。

【「第7回コンフィデンスアワード・ドラマ賞」結果一覧】
作品賞:『カルテット』(TBS系)
主演男優賞:草なぎ剛(『嘘の戦争』KTV/CX系)
主演女優賞:松たか子(『カルテット』TBS系)
助演男優賞:高橋一生(『カルテット』TBS系)
助演女優賞:斉藤由貴(『お母さん、娘をやめていいですか?』NHK総合)
脚本賞:坂元裕二氏(『カルテット』TBS系)
新人賞:吉岡里帆(『カルテット』TBS系)

対象作品・俳優は、NHK総合&民法キー局の国内制作で、3話以上・そのクール内に終了する作品と、NHK連続テレビ小説、NHK大河ドラマ、2クールにわたりオンエアされるシリーズ作品(放送終了タイミングに審査対象となる)。オリコングループの調査システム「オリコンモニターリサーチ」の登録者を対象にしたドラマ満足度「オリコンドラマバリュー」の結果と、ドラマに関する有識者及びマスコミのドラマ・テレビ担当者を審査員とした、4月7日の審査会で各賞を決定した。(主要となる「作品賞」、「主演男優・女優賞」の3部門以外は、審査員投票によって決定)

※「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」とは、オリコンのグループ会社oriconMEが発行する、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催し、有識者と視聴者が共に支持する「質の高いドラマ」を表彰する賞。視聴者の評価は、『コンフィデンス』が毎週、約700名を対象に調査しているドラマ満足度調査「オリコンドラマバリュー」の累積平均データを使用。審査員の投票結果と合計したうえで、最終的には有識者20名による審査会で決定する。

(コンフィデンス 17年5月1日号掲載)

関連写真

  • 『嘘の戦争』(関西テレビ/フジテレビ系)番組ロゴ (C)カンテレ
  • ドラマ満足度調査「オリコンドラマバリュー」【主演男優】の累積平均上位3名

提供元:CONFIDENCE

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