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第9回沖縄映画祭、西川きよし“三点倒立”で閉幕 来年第10回の開催発表

 『島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭』クロージングセレモニーが23日、那覇・波の上うみそら公園にて行われ、沖縄県・翁長雄志知事、同映画祭実行委員長の吉本興業・大崎洋社長、那覇市長・城間幹子氏らが登壇。芸人の西川きよしは、前夜祭に続いてステージ上で得意の“開脚三点倒立”を披露し、セレモニーを締めくくった。なお、節目となる第10回が2018年4月19日(木)〜22日(日)の4日間で開催さることも発表された。

映画祭恒例?MCのガレッジセールにのせられた西川きよし師匠の開脚三点倒立

映画祭恒例?MCのガレッジセールにのせられた西川きよし師匠の開脚三点倒立

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 前日の荒天から打って変わって穏やかな好天に恵まれた同祭最終日の会場は、家族連れから学生まで多くの地元の人が訪れて賑わいをみせた。最初にステージに立った翁長知事は、県内外の関係者への謝意とともに「沖縄はアジアをはじめ世界各国から観光客が訪れています。沖縄国際映画祭から沖縄の魅力を最大限に発揮し、日本とアジア、さらには世界を結ぶ架け橋になっていきたい。次回は節目の第10回。ここ沖縄で会えることを祈念します」と挨拶した。

 クールジャパン戦略を練る内閣府特命担当大臣の鶴保庸介氏は、沖縄をその発信拠点のひとつとし、同祭について「琉球民謡などは高い評価を受けながら発信する舞台がなかなか見つからない。そんななか同祭がその役割を担っており、大変意義がある。これからも沖縄を、日本を盛り上げてほしい」と期待のエールを送った。

 地元出身の宮崎政久衆議院議員は「私も地元のひとりとして楽しませていただき、いま終わってしまう寂しさを抱えています。またこんな想いをしたい。10回目を必ずやらないといけない」と熱く感謝の気持ちを伝えた。

 セレモニー後半、のぼりを手にした県内外の48応援団がステージに登壇すると、彼らを同志という同映画祭実行委員会・副委員長の安里繁信氏は、これまでの軌跡を振り返りながら「素敵な舞台を活用して沖縄から元気を発信しよう」と呼びかけ、「10回目はさらに大きく大きく成長させたい」と意気込んだ。

 最後に挨拶に登壇したのは、同映画祭実行委員長の吉本興業・大崎洋社長。今年は自ら離島を回って村長らに挨拶をしてきたことを明かし、村長らが同祭を喜んでいたことを聞いて「やってよかった」と短い言葉に熱い想いを込めた。さらに「第100回まで沖縄映画祭をやろうと思います。来年もがんばるぞー!」と冗談も交えて締めの言葉にした。

 そして、最後の最後に呼び込まれたのは、西川きよし。「一朝一夕で9回は続けられない。小さなことからコツコツみなさんと一緒に積み重ねてきたからできたこと。これからも心をひとつにして、いただいた真心に応えていきたい」と感謝の言葉を述べて、昨年のオープニングセレモニー、今年の前夜祭に続いて、開脚三点倒立を披露してクロージングセレモニーを締めくくった。

 その後のライブイベントのオールエンディングでは、BEGIN、かりゆし58、新良幸人、キヨサク(MONGOL800)、島袋寛子、HIROKI&RYO(ORANGE RANGE)、きいやま商店、ネーネーズ、jimamaらが出演。今年も沖縄オールスターによる、誰もを歌って踊らせる豪華セッションで会場を感動に包み込み、“出会えば兄弟”という沖縄の明るく温かい空気感が映画祭の余韻となって、観客の心をひとつにしていた。

 なお、クロージングセレモニーには、各地の応援団のほか県内の多くの町村長が会場にかけつけ、那覇市長・城間幹子氏、北谷町長の野国昌春氏らがステージで挨拶した。

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  • クロージングセレモニー
  • 沖縄オールスターが集結したオールエンディング
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  • クロージングセレモニー

提供元:CONFIDENCE

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