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篠原涼子&佐藤浩市、吉永小百合と初共演 映画『北の桜守』キャスト発表

 女優・吉永小百合が主演し、堺雅人と親子を演じる映画『北の桜守』(2018年春公開)のキャストが発表され、篠原涼子佐藤浩市阿部寛らが出演していることが21日、わかった。

映画『北の桜守』に出演する(上段左から)阿部寛、篠原涼子、佐藤浩市(下段左から)岸部一徳、中村雅俊、高島礼子、笑福亭鶴瓶

映画『北の桜守』に出演する(上段左から)阿部寛、篠原涼子、佐藤浩市(下段左から)岸部一徳、中村雅俊、高島礼子、笑福亭鶴瓶

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 吉永の120本目の出演作となる同作は、『おくりびと』(08年)で米国アカデミー賞で日本初の外国語映画賞を受賞した滝田洋二郎監督がメガホンをとる。2月16日に北海道・網走市にてクランクインし、厳しい冬ロケを無事終え、4月末より都内近郊のロケ、セットでの撮影を行った。その後、稚内市を中心とした北海道縦断でのロケーションを春、夏に敢行予定。

 吉永が演じるのは、樺太で家族4人平穏に暮らしていたが、ソ連軍の侵攻により、息子ふたりと樺太を追われる江蓮てつ。たどり着いた網走で、厳しい環境の中、夫の帰りを待ちながら息子・修二郎(堺)と必死に生き抜いていく。

 修二郎の妻・真理役で篠原、闇米屋として貧困に喘ぐ江蓮親子に仕事を与え、生活を手助けする菅原信治役で佐藤が出演し、2人とも吉永とは同作が初共演。てつの夫・徳次郎を阿部、かつて網走で江蓮家の隣人であった女性、島田光江を高島礼子、真理の父親で修二郎の義父となる岡部大吉を中村雅俊が演じる。

 そのほか、てつと修二郎が思い出の地を2人で巡る道中、立ち寄る居酒屋たぬきの主人役で笑福亭鶴瓶、樺太で生活していた頃からの友人で、長年てつたちを手助けしてくれる山岡和夫役で岸部一徳が出演する。

 同作では、てつの心象風景を象徴的に舞台で表現され、ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏が舞台演出を務める。音楽は小椋佳氏、星勝氏が担当する。

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