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巨大飛行体の全体像が明らかに 『メッセージ』日本版予告編

 SF映画の金字塔『ブレードランナー』の続編『ブレードランナー 2049』の監督に抜てきされ、注目を集めるカナダ人監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ氏の最新作『メッセージ』(5月19日公開)の日本版予告編が15日、解禁された。巨大飛行隊のビジュアルがお披露目されて以来、「ばかうけ」「柿の種」「ハッピーターン」など、感動作には似つかわしくない日本の菓子に例える声がネットで続出していたが、今回新たにその全体像が明らかになり、さらなる飛行体の例えが生まれそうだ。

『メッセージ』日本版予告編が解禁

『メッセージ』日本版予告編が解禁

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 同映画は、優れたSF作品に贈られるネビュラ賞を受賞し、映像化不可能と言われていたアメリカ人作家テッド・チャン氏による短編小説『あなたの人生の物語』が原作。“映像化不可能”と言われていた小説を独創的な映像美と世界観で表現した。

 解禁された予告編では、娘を亡くした言語学者ルイーズが、巨大な球体形飛行体で出現した“彼ら”と、コンタクトをはかる様子が映し出される。飛行体の斬新な見た目に加え、墨のように漂う表意文字のメッセージ。謎を理解したときには感動のラストが待ち受けており、世界各国でリピーターが続出している。

 主人公ルイーズを演じるのは、5度のアカデミー賞ノミネートを誇るエイミー・アダムス。予告編冒頭で「人生の転機は突然やってくる」というセリフと共に見せる彼女の涙で観客の心をわしづかみにし、ヴィルヌーヴ監督も「アダムスは深みと美しい脆さとあふれるほどの人間性をルイーズに与えてくれた。僕が求めていた絶望感もね。彼女からは、“もう失うものは何もない女性”なんだと感じられ、それが見ていて悲しくも美しいんだ」と語っている。

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