『アリス・イン・ワンダーランド』(2010年)、『チャーリーとチョコレート工場』(05年)など、常にイマジネーションあふれる世界観で魅了してきたハリウッドの“奇才”ティム・バートン監督。新作『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』(公開中)でもその世界観の魅力は健在。作品や、製作に生かされる想像力の源を聞いた。 原作は、2011年に出版され、ニューヨーク・タイムズのベストセラー・リストのトップに何年も居座り続けたランサム・リグズ氏の小説『ハヤブサが守る家』。同じ1日を繰り返し、永遠に年をとらない子どもたちが暮らす秘密の屋敷を訪れたごく普通のアメリカ人少年ジェイクが、ミステリアスな女主人ミス・ペレグリンと心を通わせ、ありのままの自分と驚くべき宿命を受け入れて、成長していく姿を映し出す。
2017/02/11