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斉藤由貴、さまざまな母親像を演じ分け円熟期

 さまざまなタイプの“母親”を演じるごとに輝きが増していると評判の女優・斉藤由貴(50)。実生活でも3児の母であり、KDDIのテレビCM「au森家シリーズ」では、口うるさくて面倒くさいけど、どこか憎めない母親役をコミカルに演じ、NHK総合で放送中の連続ドラマ『お母さん、娘をやめていいですか?』では一転、娘に対して異常な愛情を持つ超過保護な“モンスターママ”を怪演している。さらに、22日にMBSで放送開始した深夜ドラマ『ホクサイと飯さえあれば』でも、母親を演じる。

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 斉藤は1984年、『週刊少年マガジン』(講談社)の第3回ミスマガジンでグランプリを受賞したのをきっかけに芸能界入り。翌年、歌手デビューした「卒業」が大ヒットし、ドラマ『スケバン刑事』(フジテレビ)で連続ドラマ初主演も果たし、一躍スターダムにのし上がる。86年には連続テレビ小説『はね駒』(NHK)のヒロインに抜てきされ、国民的女優の仲間入り。28歳の時に結婚し、3人の子育てをしながらもコンスタントに活動を続けてきた。

 アイドル全盛期と変わらぬ愛きょうを保ちながら、作品によってさまざまな母親像を演じ分ける演技力に磨きがかかって、同じ時代を生きた世代から年下の世代にその魅力はじわじわと浸透し、まさに円熟期を迎えている。

 新番組の『ホクサイと飯さえあれば』は、いかに安く、おいしく、幸せを感じながら食べるかという創意工夫の自炊ライフを追求した、鈴木小波氏の同名漫画(講談社『ヤングマガジンサード』連載中)が原作。主人公・山田文子(通称ブン)は大学進学のために実家の千葉県から、東京・北千住にある借家に引っ越し、一人暮らしを始める。人見知りだが、さまざまなアイデアを駆使して自炊ライフを楽しみ、成長していく物語。ブンを演じるのは、大ヒット中のアニメ映画『君の名は。』のヒロイン・三葉を務め、歌手デビューも果たして昨年大ブレークした上白石萌音(18)。彼女の連続ドラマ初出演作品でもある。

 ドラマ開始に先駆けて放送された、プロローグ『ホクサイと飯さえあれば−上京・新居飯計画編−』の冒頭、北千住駅に降り立ったブンに母親から電話が入るシーンで声が少しだけ流れると、「どこかで聞いた事がある気が…」「もしかして…?」と話題になった声は、22日にMBSで放送された第1話(一食目)「変身のサンドイッチ」の冒頭にも登場。電話から聴こえてくる母の声は斉藤が演じていることが明らかになった。

 上白石と斉藤の親子共演は、2012年に放送された単発ドラマ『恋味母娘』(テレビ朝日)以来、2作目。『ホクサイ〜』では声だけでの共演となるが、森谷雄プロデューサーは「上白石萌音さんと斉藤由貴さんの共通点はその声のすてきさです。萌音ちゃんのアルバムを聴いている時に30年前に僕が聴いていた斉藤さんの歌声と似ているなと感じたのが今回のオファーのきっかけです」と起用理由を語っている。

 声撮りの際、斉藤は「萌音ちゃんのお母さん役は今回で2回目だったので、お手のものでした!」と周りを安心させ、「萌音ちゃんはお芝居が本当に上手なので、安心しています。逆に学ぶことも多いです」という謙虚さも彼女の魅力だ。

 『ホクサイ〜』でも娘をこよなく愛し、週に一度は娘に電話をしてしまう母親役を演じているが、こちらは元気いっぱいでとても愛らしい母親。「娘を愛している」とはいえ、『お母さん、〜』のホラーじみた言動をする母親とはまったく違っているので、見比べるのも面白い。

 TBSでは、きょう24日深夜1時28分より第1話を放送。

■放送情報
MBS:1月22日スタート 毎週日曜 深0:50〜(1月29日は深1:50〜)
TBS:1月24日スタート  毎週火曜 深1:28〜
※放送日時は予定のため予告なく変更する場合があり。
※地域によって放送日が異なるため、詳しくは各局のホームページ、番組表で確認を。



関連写真

  • MBS・TBS深夜ドラマ『ホクサイと飯さえあれば』上白石萌音の母親役を演じる斉藤由貴。右は原作の母親(C)鈴木小波/講談社・「ホクサイと飯さえあれば」製作委員会・MBS
  • MBS・TBS深夜ドラマ『ホクサイと飯さえあれば』主演は上白石萌音(C)鈴木小波/講談社・「ホクサイと飯さえあれば」製作委員会・MBS
  • MBS・TBS深夜ドラマ『ホクサイと飯さえあれば』第1話より。ジュンちゃん(左:池田エライザ)との出会いのシーン(C)鈴木小波/講談社・「ホクサイと飯さえあれば」製作委員会・MBS

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