テレビ朝日系で放送されている『動物戦隊ジュウオウジャー』（毎週日曜　前7：30）の後を継ぐ、スーパー戦隊シリーズ第41作『宇宙戦隊キュウレンジャー』が、来年2月12日より放送されることが明らかになった。スタート当初としてはシリーズ史上最多の9人のヒーローが宇宙を駆けめぐり、悪に支配された銀河を解放にみちびく、壮大なSFヒーローファンタジー作品となる。

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　40年を超える歴史に新たな１ページを刻むスーパー戦隊のモチーフは「宇宙×星座」。5人組のヒーローが活躍したシリーズ第1作の「ゴ（5）レンジャー」にならい、「キュウ（9）レンジャー」と名づけられた。初心に返って新時代を切りひらく意味が込められている。

　物語の舞台となるのは、はるか遠い未来の宇宙。悪の組織「ジャークマター」に支配され、希望が失われてしまった世界。しかし、星座の力を宿した不思議なアイテム「キュータマ」に選ばれた9人の戦士があらわれ、宇宙を救うという伝説が残されていた。その9人の精鋭こそがキュウレンジャー。

　選ばれし彼らは、それぞれが異なる星座系出身の宇宙人。ヒューマンタイプだけでなく、オオカミ男にアンドロイド、機械生命体と個性豊かなキャラクターが登場する。1人1人がスーパースター、9人がオールスター、全員が主役のスーパー戦隊となる。

　ヒューマンタイプのシシレッド／ラッキー役には、『第27回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』出身でテレビドラマ初出演の岐洲匠（きず・たくみ／19）を抜てき。サソリオレンジ／スティンガー役には、『EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 2〜夢を持った若者達へ〜』で約3万人の応募者の中からファイナリストに選ばれ、シンガーソングライターとして活動する岸洋佑（きし・ようすけ／23）。彼もテレビドラマ初出演。

　ヘビツカイシルバー／ナーガ・レイ役には、『第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』での審査員特別賞受賞をきっかけに、舞台、映画、近年では“2.5次元界”などでも活躍する山崎大輝（やまざき・たいき／21）。カメレオングリーン／ハミィ役には、本作で女優デビューを飾る新人・大久保桜子（おおくぼ・さくらこ／18）。カジキイエロー／スパーダ役には、男子大学生5人組のアイドルユニット・新選組リアンの元メンバー、榊原徹士（さかきばら・てつじ／27）が決定した。

　注目の変身スーツは各キャラの色分けだけに終わらない革新的なデザインを採用。強い個性を表現するビジュアルは、『エリア51』『ジャバウォッキー1914』などの漫画家・久正人氏が手掛けたコンセプトアートに則ったスタイリッシュなものとなっている。久氏は宇宙船デザインや敵デザインも担当する。

　過去に「宇宙」を題材にした作品は、『星獣戦隊ギンガマン』（1998＝宙×動物）、『特捜戦隊デカレンジャー』（2004年＝宇宙×警察）、『海賊戦隊ゴーカイジャー』（2011年＝宇宙×海賊）があったが、「宇宙戦隊」を掲げる本作は、これまで以上にスケールの大きなものになる。宇宙という大海原を生き生きと駆けめぐる9人の戦士が、宇宙と同じく無限の可能性を秘める子どもたちに熱いメッセージを届けていく。

■キュウレンジャー登場人物
【ヒューマンタイプ】
シシレッド／ラッキー…岐洲匠
宇宙を旅する冒険者。シシ座系出身。

サソリオレンジ／スティンガー役…岸洋佑
素性は謎の戦士。サソリ座系出身。

ヘビツカイシルバー／ナーガ・レイ役…山崎大輝
感情を知らない種族。ヘビツカイ座系出身。

カメレオングリーン／ハミィ役…大久保桜子
宇宙忍者。カメレオン座系出身。

カジキイエロー／スパーダ役…榊原徹士
宇宙一を目指すコック。カジキ座系出身。

【非ヒューマンタイプ】
オオカミブルー／ガル
半獣人のオオカミ男。オオカミ座系出身。

テンビンゴールド／バランス
怪盗の機械生命体。テンビン座系出身。

オウシブラック／チャンプ
ロボットレスリングのチャンピオン。オウシ座系出身。

ワシピンク／ラプター283
パイロットアンドロイド。ワシ座系出身。