NHK大阪放送局は10日、平成29度後期の朝の連続テレビ小説97作目が『わろてんか』(月〜土 前8:00 総合ほか)に決まったと発表した。今作のテーマは“笑い”で、ヒロインは、いつも周りに笑いをふりまく藤岡てん。吉本興業創業者で女性興行師・吉本せいがモデルとなり、大阪を舞台にした笑いの物語を描く。
舞台は明治の後半から第二次世界大戦直後の大阪。戦火で全て灰じんに帰するという中で、ヒロインの藤岡てんが、ひょんなことから小さな寄席経営をはじめ、ついには日本で初めて“笑い”をビジネスにした女性と言われるまでになるまでのストーリーとなる。
脚本は、ドラマ『学校のカイダン』(日本テレビ)『美女か野獣』(フジテレビ)、映画『僕等がいた』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』『ホットロード』の吉田智子氏が担当。
吉田氏は「あの未曽有の震災の時、お笑い芸人さん達が慰問先でしょうもないことを言って被災者の方々を爆笑させている姿は鮮烈でした。実は戦時中も『わらわし隊』という芸人慰問団が戦地で熱狂的歓迎を受けていたことをご存知でしょうか。命のろうそくを手にした兵隊さんたちが笑い転げる写真に、私は正直驚き、胸を打たれました。人は笑うことで癒され、前を向くことができる生き物なのでしょう」と語り「毎日が楽しい人も楽しくない人も、一緒に笑えるドラマを作りたいと思ったのです」とコメント。
「『幸せだから笑う、のではなく、笑うから幸せになれる』というのは本当かもしれません。私の目標は、このドラマをご覧になって下さる皆さんを、毎朝1回、いえ最低3回笑わせ、自分も笑い転げることです。そして気持ちのいい涙で一日の始まりをトンとひと押し‥‥。皆さんと一緒に“朝活”ならぬ『笑活(わらカツ)』を広めていけたらいいなと思います」と呼びかけている。
また、制作統括の後藤高久氏は「ということで、皆さんには笑っていただこうと思います。あ、でも、ドラマには落語や漫才のシーンがふんだんにはありません…むしろ皆さんの期待よりも少ないかも」と明かしつつも「ドラマ中の日常シーンは小さな笑いに満ちています。どんなに悲しい出来事が起きたとしてもそれを乗り越えられるくらい、私たちの人生には小さくてもかけがえのない『面白い』ことがあふれているのだと気づくことができる、そんな泣けて笑える“朝ドラ”をお届けします!」と力を込めている。
放送は17年10月2日から、全151回を予定。同年5月中旬からクランクイン予定。
舞台は明治の後半から第二次世界大戦直後の大阪。戦火で全て灰じんに帰するという中で、ヒロインの藤岡てんが、ひょんなことから小さな寄席経営をはじめ、ついには日本で初めて“笑い”をビジネスにした女性と言われるまでになるまでのストーリーとなる。
脚本は、ドラマ『学校のカイダン』(日本テレビ)『美女か野獣』(フジテレビ)、映画『僕等がいた』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』『ホットロード』の吉田智子氏が担当。
吉田氏は「あの未曽有の震災の時、お笑い芸人さん達が慰問先でしょうもないことを言って被災者の方々を爆笑させている姿は鮮烈でした。実は戦時中も『わらわし隊』という芸人慰問団が戦地で熱狂的歓迎を受けていたことをご存知でしょうか。命のろうそくを手にした兵隊さんたちが笑い転げる写真に、私は正直驚き、胸を打たれました。人は笑うことで癒され、前を向くことができる生き物なのでしょう」と語り「毎日が楽しい人も楽しくない人も、一緒に笑えるドラマを作りたいと思ったのです」とコメント。
「『幸せだから笑う、のではなく、笑うから幸せになれる』というのは本当かもしれません。私の目標は、このドラマをご覧になって下さる皆さんを、毎朝1回、いえ最低3回笑わせ、自分も笑い転げることです。そして気持ちのいい涙で一日の始まりをトンとひと押し‥‥。皆さんと一緒に“朝活”ならぬ『笑活(わらカツ)』を広めていけたらいいなと思います」と呼びかけている。
また、制作統括の後藤高久氏は「ということで、皆さんには笑っていただこうと思います。あ、でも、ドラマには落語や漫才のシーンがふんだんにはありません…むしろ皆さんの期待よりも少ないかも」と明かしつつも「ドラマ中の日常シーンは小さな笑いに満ちています。どんなに悲しい出来事が起きたとしてもそれを乗り越えられるくらい、私たちの人生には小さくてもかけがえのない『面白い』ことがあふれているのだと気づくことができる、そんな泣けて笑える“朝ドラ”をお届けします!」と力を込めている。
放送は17年10月2日から、全151回を予定。同年5月中旬からクランクイン予定。
コメントする・見る
2016/11/10